
"Fermentation" is the theme of the topic. A thorough analysis of "umi-no-schole" | Shiga
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彦根城は、国宝天守や重要文化財に指定される4つの櫓と馬屋など、江戸時代に建てられた当時の姿を残す貴重なお城。びわ湖の眺めも楽しみながら、400年の時を刻む名城を訪ねてみませんか。
滋賀県が誇る名城・彦根城。井伊直政にゆかりがあり、2025年の世界遺産登録を目指して盛り上がりをみせる彦根城は、いま最も注目されているお城の一つです。幸いにして戦に巻き込まれることはなかったため、江戸時代当時の趣を残し、今では平和の象徴として親しまれています。
井伊直政の長男・直継が彦根城の築城に着工し、次男・直孝の代まで約20年の歳月をかけて築き上げました。元和8年(1622)頃までに表御殿や門、城下町までがほぼ完成しました。豊臣秀吉が築いた長浜城など廃城となった他の城の石垣や古材を巧みに再利用して築城したとされ、現代に誇れるリサイクル城でもあります。最も高い場所にそびえる天守は国宝に、4つの櫓と、全国のお城のなかで彦根城だけに現存する大規模な馬屋は重要文化財に指定されています。
城内に入るにはいくつかの入り口がありますが、JR彦根駅からアクセスしやすい「佐和口」からのルートがおすすめです。中堀に沿って「いろは松」が連なる通りを進むと現れる白壁の建物が、重要文化財の「佐和口多聞櫓(さわぐちたもんやぐら)」。櫓とは、敵が襲来した時にお城を守るため、攻撃をしたり敵の動きを監視したりするための建物のことです。
続いて現れるL字型の細長い建物が「馬屋」。藩主専用の馬が常時10数頭待機していたといい、21頭分の馬が収容できる大規模な造りです。こけら葺きの美しい屋根も見逃せません。
内堀に架かる表門橋を渡った先、石垣に囲まれた空間はかつて表門がそびえ、敵が城内に侵入するのを徹底して阻止するための「枡形虎口(ますがたこぐち)」があった場所。いつ起こるかわからない戦に備え、城内の随所に防御の策が講じられていて、リスクヘッジが完璧!表門から天守へ向かうには石段を上がっていくのですが、幅が均一でなく、リズミカルに上がれないことに注目。これは敵の足並みを乱すためのものなのです。
石段がつづいて息が切れてくる頃、待ち受けるのが重要文化財「天秤櫓(てんびんやぐら)」。秀吉が築いた長浜城の大手門を移築したものとも伝えられています。
屋根の向きが左右で異なるのは、東側が家康のいる江戸幕府に、西側が京の都、あるいは秀吉の大坂城に向けられているという説も伝わります。非常事態には櫓の中央の橋を落とし、敵の行く手を阻む仕組み。橋の左右で石垣の積み方が異なることにもご注目。向かって右側のどことなく無造作な石垣が江戸時代初期、端正な石垣が江戸時代後期に積まれたもので、石積みの技術の進化を間近に見ることができます。櫓の内部は見学OKなのでぜひ立ち寄ってみて。
江戸時代から定刻を知らせてきた時報鐘、抹茶と和菓子で一服できる聴鐘庵を経て、最後の砦である本丸を守るための「太鼓門櫓(たいこもんやぐら)」へ。合図用の太鼓があったことが名の由来と伝わり、裏側には壁がなく柱の間に高欄を設けた廊下になっている珍しい造りです。
太鼓門櫓を通過すると目の前に国宝・天守が!ここにはかつて藩主の御殿や「着見櫓(つきみやぐら)」などが立っていましたが、現在は天守と敷石が残るのみ。全国には新旧の天守をもつ城が約200ありますが、現存する天守で国宝に指定されているのは、姫路城、松本城、犬山城、松江城、そして彦根城の5つだけ! デザインの異なる3種の破風(切妻破風、入母屋破風、唐破風)や、2階と3階に装飾性の高い黒漆の花頭窓も見られ、小ぶりながらも美しい天守。秀吉が築いた大津城から移築されたものです。
天守は内部見学OK。足がすくむほど急な階段ですが、勇気を出して最上階へ。城内が板張りのシンプルな造りなのは、藩主が暮らすための場所ではなく、戦に備えた建物だったから。外からは見えないようになっている攻撃用の小さな穴「鉄砲狭間(てっぽうざま)」や、長方形に切り取った弓矢用の「矢狭間」があり、破風(屋根)の内側の空間を活用した隠し部屋的な小部屋「破風の間」の中には攻撃用の鉄砲狭間もあります。
天守の窓からは、彦根の町並みやびわ湖、石田三成の佐和山城跡などを一望。見晴らしのよさに、彦根城が丘の上にあるお城(平山城)であることを実感します。
天守を見学したあとは正面に向かって左側の道を進み、西の丸跡へ。桜の春、紅葉の秋にはお弁当を持ってきてピクニックも楽しめる憩いのスポットです。ここから堅牢な石垣の上にそびえ立つ天守は圧巻!ぜひ仰ぎ見てみましょう。
滋賀県彦根市のキャラクターとして全国的に有名なひこにゃん。©HIKONE
兜をかぶった猫の姿には理由が。彦根城を完成させた藩主・井伊直孝を、お寺の門前で手招きして雷雨から救ったという招き猫の伝説に由来し、「井伊の赤備え」と称された朱塗りの武具にちなんで赤色の兜をかぶっているのです。
ひこにゃんは、天守前広場や彦根城博物館に毎日登場します。登場の詳細スケジュールは彦根市公式WEBサイトhttps://hikonyanfan.net/のほか、現地の看板に掲示されるスケジュールをチェックしてみてくださいね。写真は表門橋の前。滋賀県が発祥とされる飛び出し坊や「とび太」くんの井伊家バージョンも見られますよ!
彦根城の後には、内堀に面した「玄宮園(玄宮楽々園)」へも足を延ばしてみましょう。彦根城当主を務めた井伊直興が、城の完成から半世紀後に造営した下屋敷と池泉回遊式の大名庭園があります。風のない晴れた日なら、池の水面に彦根城天守が映り込む“リフレクション天守”が見られるかも。
住所:滋賀県彦根市金亀町
TEL:0749-22-2742
料金:入場1000円(彦根城と共通、単独券は400円)
営業時間:8時30分~17時(鳳翔台は9~16時、最終入場は16時30分)
Closed: No Closed
アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
江戸時代の城下町の景観を再生した観光ストリート「夢京橋キャッスルロード」へは、彦根城から徒歩15分ほど。キャッスルロードの通り沿いには、近江牛の名店「近江肉せんなり亭伽羅」をはじめとするご当地グルメの店や、老舗の和菓子店「いと重菓舗」、土産物店が軒を連ねています。ぜひ彦根城観光の前後に立ち寄ってみてください。
住所:滋賀県彦根市本町
営業時間・定休日:店舗により異なる
アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
彦根城へはJR彦根駅から徒歩圏内
彦根城は、びわ湖の東側エリアに位置します。車なら名神高速彦根ICから約10分、公共交通機関を利用する場合はJR彦根駅から徒歩約15分です。東京からであれば東海道新幹線・米原駅からJR琵琶湖線新快速で4分とアクセス◎です。
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
TEL:0749-22-2742
料金:入場1000円(玄宮園と共通)
営業時間:8時30分~17時(最終入場は16時30分)
Closed: No Closed
アクセス:JR彦根駅から徒歩15分
滋賀県長浜市の商業文化施設「湖(うみ)のスコーレ」は、黒壁スクエアや長浜大手門通り商店街からすぐの場所にある、長浜観光でぜひ行きたいスポット。「発酵」に注目したショッピングや学びの
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