
Arita/Sueyama Jinja is full of pottery from Torii to the red stamp book! A shrine full of highlights
有田焼の産地として有名な有田町。焼き物の町にふさわしく、鳥居や狛犬、灯籠などが焼き物でできた日本でも珍しい「陶山神社(すえやまじんじゃ)」が鎮座しています。また有田焼のお守りや御朱
美肌の湯として知られる嬉野温泉の名物料理・温泉湯豆腐。ただの湯豆腐とあなどるなかれ!温泉成分の絶妙なバランスによって、豆腐がとろけるようなクリーミーな食感に。温泉に浸かってとろとろになるのは、どうやら人間だけではないようです。今回は、老舗豆腐屋さんが手掛ける「佐嘉平川屋 嬉野店(さがひらかわや うれしのてん)」の温泉湯豆腐をご紹介します。
「日本三大美肌の湯」の一つとして知られる嬉野温泉。そのお湯は、まるで美容液のようになめらかで、湯上がりの肌はもっちりすべすべになると評判です。温泉街の一画に店を構えるのが「佐嘉平川屋 嬉野店」。70年以上続く町のお豆腐屋さんが運営する食事処は、古民家の木材を活かした、ぬくもりと落ち着きのある和の空間です。
実は佐賀県は、全国有数の大豆の産地。「佐嘉平川屋 嬉野店」では濃厚でほんのり甘く、大豆の風味をしっかりと感じられる佐賀県産の「フクユタカ」を主に使用しています。大豆はひと晩水に浸け、豆腐の材料となる豆乳を絞るために豆をすりつぶします。水分の量やつぶし方の粗さなどで、豆腐の食感が変わるそうです。
こだわりの豆腐もさることながら、欠かせないのが店の2代目が開発した、温泉と同じ成分の「温泉とうふ用調理水」。ひと昔前まで地元の人や観光客などごく限られた人しか知らなかった、天然の温泉水で豆腐をコトコトと炊いて味わう「温泉湯豆腐」。しかし、この調理水を開発したことにより、自宅でも温泉湯豆腐が楽しめるようになったのだそう。
食事メニューは「嬉野温泉湯豆腐定食」1種類だけ! 温泉湯豆腐と野菜、ご飯、おぼろ豆腐や白和えなどがセットになっており、温泉湯豆腐とご飯はお代わり自由です。温泉湯豆腐には、炊いても溶けすぎないよう、絶妙なバランスで作った専用の木綿豆腐が使われています。
まずは、テーブルにセットされているIHコンロに鍋を乗せ強火にかけます。初めは透明なのに10分ほど煮込むとあら不思議。調理水が豆乳のように白濁したスープに変わっていきます。これは温泉成分が豆腐のたんぱく質を分解し、スープに溶け出しているから。火にかけ始めは「豆腐が崩れちゃう~」と心配になるかもしれませんが、豆腐の角が取れて丸くなるまで待ちましょう。
温泉湯豆腐ができるまでの間、タレ作りも忘れずに。スプーン3杯ほどのたっぷりのゴマをすりつぶしたら、平川屋特製のごまダレを入れます。もう一方の器にはオリジナルのポン酢を入れてスタンバイ完了。
最初は何も付けずにそのままひと口。なめらかで、クリーミーな食感と大豆のコクが口の中に広がります。淡雪のような優しい食感もたまりません。湯豆腐のイメージをくつがえす新感覚の舌触りに驚きます。次は、ごまダレを付けて。濃厚で少し甘みのあるタレが豆腐に絡みマイルドになります。
香り豊かなポン酢との相性もバッチリ。さっぱりとした味わいです。
豆腐を思う存分楽しんだら、白濁したスープにセットの野菜やキノコ類を入れて豆乳鍋に。お湯が白濁する前に野菜類を入れてしまうと、豆腐が溶けにくくなるのでご注意を!
シメはご飯を投入。豆腐や野菜のうま味が溶けこんだ優しいスープをお米が吸い上げ、リゾットのような食感に。ネギやごまをトッピングし、好みでポン酢やごまダレをかけていただきます。お店の方のおすすめは特製のだし醤油。卵かけご飯のような濃厚なコクが楽しめます。
豆乳もちや豆乳ソフトクリームといった自慢のスイーツメニューもあります。 一番人気の「平川屋パフェ」は3つのおいしさが楽しめるお得なメニューです。豆乳とでんぷんを練り上げた豆乳もちの上に、生クリームの代わりに豆乳を使った豆乳ソフトクリームを絞った2層仕立て。さらに温泉豆腐と白玉粉を混ぜて作る豆腐白玉をトッピングし、黒蜜ときな粉で仕上げます。さっぱりヘルシーな味わいでペロリと食べられてしまいます。
店内には、おみやげコーナーも併設。ショーケースには、おぼろや絹ごし、木綿といった自慢の豆腐がずらりと並び、どれにしようか目移りしてしまいます。
迷った時は「温泉湯豆腐ごまだれ付き」650円をチョイス!1人前の温泉湯豆腐と専用の調理水、ごまダレがセットになっていて、自宅で気軽に店の味を再現することができます。そのほかポン酢や、店内の食事メニューにはない、白だしが付くセットも。単品での販売もあるので用途に合わせて購入できます。
平川屋パフェに使われている「豆乳もち」も人気です。佐賀の豆腐文化の一つ「呉豆腐」の製法をヒントに、もちぷる食感に仕上げた和風デザートで、特製ソースなどをかけて味わうもの。定番の黒蜜きな粉のほか、抹茶やみたらし、つぶあんと4種類があります。
武雄温泉の楼門前に「武雄温泉本店」もあります。足湯に入りながらカフェメニューが楽しめる空間になるそうなので、武雄に行った際はぜひ足を運んでみては。
住所:佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙1463
TEL:0954-43-1241
営業時間:9~18時(食事は10~17時)
Closed: None
有田焼の産地として有名な有田町。焼き物の町にふさわしく、鳥居や狛犬、灯籠などが焼き物でできた日本でも珍しい「陶山神社(すえやまじんじゃ)」が鎮座しています。また有田焼のお守りや御朱
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