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八坂庚申堂

庚申信仰発祥の地と言われる。現在の本堂は江戸時代に再建されたもので、難病や願いを封じ込めるこんにゃく封じの祈祷などが行われている。

法観寺(八坂の搭)

八坂塔と呼ばれる五重塔(重要文化財)で知られる。飛鳥時代、聖徳太子の創建と伝え、この地の高句麗系渡来人、八坂氏に関係した寺とみられる。当初は四天王寺式の伽藍配置をとる大寺だったが、現在は民家に囲まれた境内に塔と薬師堂、太子堂が残るのみ。応仁の乱にも焼け残った五重塔は永享12年(1440)足利義教の再建によるもので、高さ46m。初層内部及び二層目までを拝観でき、大日、釈迦、阿しゅく、宝生、阿弥陀の五如来坐像が祭られる須弥壇や、中央に心柱を通した塔の構造を見ることもできる。

智積院

真言宗智山派の総本山。紀州根来寺焼き討ち後、洛東にて再興を図り、徳川家康より、豊臣秀吉が3歳で没した愛児鶴松の菩堤を弔うため建立した祥雲寺を拝領した。その後、度重なる火災に見舞われるも、数々の障壁画や庭園が華麗な桃山文化を今に伝える。名高い長谷川等伯・久蔵一門の描いた楓図・桜図(国宝)は、収蔵庫で見られる。庭園(名勝)は利休好みの庭として知られる、中国廬山をかたどった池泉回遊式庭園。

清閑寺

延暦21年(802)創建で、『平家物語』によると小督[こごう]の局が宮中を追われ出家した寺。山中には小督の局を愛した高倉天皇の陵や、西郷隆盛と清水寺住職月照上人が謀議をした茶室郭公亭がある。清水寺から清閑寺へ向かう杉並木の山道は古くから知られた紅葉の名所。途中にある清水寺塔頭泰産寺[たいさんじ]の子安塔(重要文化財)は、安産祈願で有名。江戸時代初期の再建で、もとは坂上田村麻呂の娘が皇子の誕生を祝って建てたものという。この場所からは清水寺を一望できる。

建仁寺

栄西が建仁2年(1202)、宋の百丈山にならって創建した臨済宗の寺院。栄西は中国から初めて茶の種を持ち帰った人物で、誕生日の4月20日には四頭[よつがしら]茶会が催される。単層入母屋造の方丈(重要文化財)は、慶長4年(1599)、広島の安国寺から移築されたもの。勅使門(重要文化財)、俵屋宗達作の風神雷神図(国宝)(展示は複製)など、みどころが多い。平成14年(2002)4月には、創建800年を記念して法堂天井に小泉淳作の108畳敷の双龍図が奉納された。

首振り地蔵(善光寺堂)

清水寺・仁王門左にあるお堂の前に鎮座するお地蔵さん。なんと、このお地蔵さんは首が360度クルリと回る。金運や商売繁盛のほか、縁結びのご利益もあるので、心を込めて回そう。

恵美須神社

日本三大ゑびすの一つともいわれる神社で「えべっさん」の名で親しまれる。1月8日から12日に開催される十日ゑびす大祭(初ゑびす)は、商売繁盛を願う人々で大賑わい。

ぱんだの散歩

パンダとお団子が大好きという店主が2013年にオープンしたお団子店。通年商品はみたらし団子とパンダを模した「ぱんだんご」の2種類のみ。「ぱんだんご」が網の上で焼かれる姿や、ソーダの中で泳ぐ姿などがシュールでかわいいと話題。店頭やインターネットで購入できるオリジナルのグッズはコレクターもいるほどの人気ぶり。

天神堂

北野天満宮の東門そばにある、昭和27年(1952)創業の和菓子店。おすすめの「やきもち」は、薪火で7時間かけて作ったあっさりした甘さのつぶ餡が入っていて飽きの来ないおいしさ。杵でついた餅の皮は、固くなっても焼くとまたこうばしくなる。1個から購入でき、店内でも食べられるので、天神さんへお参りに来る参拝者に人気だ。

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