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北野天満宮(北野の天神さま)

学問の神様、菅原道真公をお祀りする全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社で、古くより「北野の天神さま」と仰ぎ親しまれている。特に受験シーズンは入試合格・学業成就祈願で訪れる参拝者が後を絶たない。境内は豊臣秀吉公が開催した「北野大茶湯」ゆかりの地。現在の御本殿は慶長12年(1607)豊臣秀頼公により造営され、国宝に指定されている。全国屈指の梅の名所でもあり、2月25日の梅花祭には境内にて上七軒の芸舞妓による「野点茶会」が催され、12月13日からは新春御祝「大福梅」が参拝者に授与(有料)される。毎月25日の天神さんの御縁日には露店が軒を連ね、多くの参拝者で賑わう。

首途八幡宮

鞍馬山で修行した牛若丸(源義経)が、奥州平泉へ旅立つにあたり道中の安全を祈願したという伝説が残る。金売吉次の屋敷の神社ともいい、もとは内野八幡宮という名であったが、このとき以来首途八幡宮と呼ばれるようになったという。首途とは出発という意味。出発を祝う神社として旅行安全のお守りを授与している。まゆを俵型に重ねた繭守は、嫁に行くときタンスの中に入れておくと衣装持ちになれるのだそうだ。

引接寺(千本ゑんま堂)

本尊は閻魔法王。2.5m近くある巨像で、左右に検事役の司命[しめい]と、記録係の司録[しろく]を従える。5月1~4日のゑんま堂狂言は、壬生寺・嵯峨釈迦堂とともに京都の三大念仏狂言。この寺の狂言は他のもののように無言ではなく、台詞が入る。境内にはゑんま堂普賢象桜といわれる桜の名木、十重の石造紫式部供養塔(重要文化財)などがある。京のお盆の行事、「お精霊迎え」の寺としても知られる。2月20日から3月いっぱいまでは、つるし飾り、御殿雛を公開している。

出町ふたば

賀茂川の近くに明治32年(1899)創業。名代・豆餅1個200円の、十勝産小豆のあっさりしたこし餡と、軟らかなつきたて餅のハーモニーは最高だ。季節の商品もあるので要チェックだ。

俵屋吉富 本店

京の四季の美を表したという、色とりどりの和菓子が並ぶ。代表名菓は、丹波産大納言小豆の小倉餡を村雨餡で巻き込んだ雲龍(本棹1620円、半棹1080円)。

菓子工房 菓楽里

抹茶や黒ゴマ、きな粉など和素材を洋風仕立てにしたケーキが所狭しと並ぶ。もち粉と黒ゴマを使った歌舞伎ロール1800円をはじめとする人気菓子のほか旬のフルーツを使った新作も楽しみ。

本田味噌本店

創業は天保元年(1830)。御所御用達の歴史をもつ。腰高格子、虫籠窓[むしこまど]が印象的な商家建築の店構えで、店内には味噌が樽に入って並んでいる。京の代表的な味噌、西京白味噌は500gで648円。紅こうじ御味噌500g972円。

澤井醤油本店

昔は京の老舗料亭だけに卸売りしていた老舗の醤油屋さん。景観重要建造物・歴史的意匠建造物にも指定されている。「ぜひ欲しい」という要望に答え、小売りを始めたいきさつを持つ。人気の二度熟成再仕込醤油は200ミリリットル572円。もうひとつのベストセラー、京もろみ100g330円もぜひ。

改進亭総本店

大正6年(1917)創業。京都北部の山々で仕留めた野生の猪や熊が並ぶ精肉店。冬にはぼたん鍋の材料を買い求める客であふれる。

TAKENOKO

京都御所の近くで大正時代から続く竹材店。長く使うほどに艶がでる竹製品を身近な暮らしで使ってもらいたいと平成11年(1999)から直営の竹工芸品ショップを営業。竹の箸や竹アクセサリーなど、竹雑貨・竹小物を扱う。茶杓・竹箸・竹カゴ製作体験教室も開催しているので、気軽に問い合わせてみよう。

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