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北国街道 木之本宿

北陸と近畿を結ぶ陸路として栄えた北国街道。街道沿いにある木之本宿は、看板や本陣跡など往時の面影を見ることができる。

長浜市立高月図書館「井上靖記念室」

湖北の仏像をこよなく愛した井上靖が、小説『星と祭』で湖北の十一面観音像を描いたことを記念して開設された。直筆原稿や鞄といった愛用の品や写真、作品資料などを多数展示。また書斎を再現するなど、当時そのままの雰囲気を味わうことができる。建物の前には詩『聖韻』の文学碑や、彫刻家舟越保武の作品『茉莉花』の彫像が立っている。

高月観音の里歴史民俗資料館

湖北地方(琵琶湖の東北部)は、向源寺の国宝十一面観音をはじめ平安時代の古い仏像が多数伝わり、仏教文化財の宝庫として知られている。なかでも観音像が多く、「観音の里」と呼ばれている。資料館では、湖北地方に長く受け継がれ、守られてきた様々な仏像や、厳冬期に行われる伝統行事「オコナイ」、対馬藩に仕え日朝外交に尽力した儒学者・雨森芳洲の資料を展示する。また、地域ゆかりの人物や信仰文化に関する企画展を年4回程度開催している。

雨森芳洲庵

江戸中期、朝鮮半島との外交や貿易に尽力した高月町出身の儒学者・雨森芳洲の業績を顕彰するため、芳洲の生家跡に建てられた雨森芳洲庵。芳洲の著作物(複製品)などを展示している。所要20分。

古保利古墳群

国指定史跡である、全国でも屈指の大規模古墳群。西野山から山本山の尾根上に約3kmに渡って分布しており、全長約90mの西野山古墳や県指定史跡の若宮山古墳をはじめ、さまざまな古墳約130基が並んでいる。これらは当時、びわ湖の交通を支配していた豪族のものと考えられており、山本山から見えるびわ湖の景色を目当てに、ハイキングに訪れる人も多い。

賤ケ岳リフト

賤ケ岳リフトは滋賀県長浜市の自然の絶景が一望できるリフト。京都、大阪、名古屋からも近くアクセス良好で、賤ケ岳リフトで6分登ると、琵琶湖や余呉湖、竹生島や伊吹山が一望できる絶景が待っている。戦国時代の英雄たちが、天下を夢見て駆け抜けた地、湖北。かつて、賤ケ岳の戦いが行われた、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)と柴田勝家の決戦の舞台で、今は賤ケ岳古戦場として歴史ファンがたくさん訪れ、歴史の香りも残る場所になっている。山々に吹く爽やかな風を感じながら、美しい自然の風景と思い出を心に刻もう。

冷水寺・冷水寺胎内仏資料館

賤ヶ岳の合戦で柴田勝家の焼討ちに遭った観音像が、江戸時代に造られた鞘仏の中で大切に守られてきた。冷水寺に祀られているこの像の歴史を伝えるため、地元の人々が手作りしたのが、胎内仏資料館だ。胎内仏の写真や春日神社の神像写真などをパネルで展示している。

西野薬師堂

肩幅が広くお腹の肉付きも豊かで、表情もふっくらとしているため、見ている人を穏やかな感情にさせる十一面観音立像(重要文化財)を安置する。拝観は携帯電話番号へ事前に連絡を。正如寺の千手千足観音立像も同時に拝観できる。

高野大師堂

本尊は弘安6年(1283)、仏師・院信作の国指定重要文化財。天台宗の開祖・伝教大師最澄像と伝えられるが、実際は元三大師像だと考えられている。寄木造で玉眼を入れた彩色像。

石道寺

固く結んだふくよかな唇に、わずかに朱が残っている愛らしい姿の十一面観音立像(重要文化財)を本尊として安置している。作家・井上靖が、小説『星と祭』の中で観音像の姿を村の若い娘にたとえたことで有名。

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