
東京メトロ銀座線の浅草駅から少し歩いたところにある「忍者体験カフェ 浅草店」は、忍者になりきって秘伝の技の修行ができたり、修行の様子を見ながらドリンクや軽食が楽しめるお店。実際にどんな体験ができるのか、また、どんなメニューが楽しめるのかご紹介しよう。
忍者体験カフェの目印は、赤い鳥居とたくさんのタヌキの置物!

忍者とは、西暦1400年頃~1800年頃に実在した、諜報活動や破壊工作などを行う影の存在。敵陣に潜入して情報を集めたり、偽の情報を流して相手を攪乱させる役割を果たしていた。そんな忍者の修行が体験できる場所が観光地として知られる浅草にある。
浅草三丁目の交差点から1本裏通りに入った、浅草の喧噪から少し離れたところにある「忍者体験カフェ 浅草店」。忍者のコスチュームに身を包み、忍者修行体験が出来るだけでなく、このお店ならではの「忍者飯」や、忍術を使ったスイーツなどが楽しめる、SNS映えするカフェとして人気のお店だ。目印は赤い鳥居と、びっしりと並んだ信楽焼のタヌキの置物だ。
重い扉の先にあるのは、忍者たちが集うアジトのような空間

重い扉を開けると、そこに広がるのは忍者たちのアジトや隠れ家を思わせる世界。まるで忍者たちが日々修行に打ち込んでいるかのような空間だ。壁に掛けられたたくさんの日本刀や手裏剣に加え、忍者が描かれたタペストリーなど、忍者好きにはたまらない空間になっている。
忍者修行体験は4つのコースが用意されている。飲み物やフード付き、忍者服のレンタルつきなどによって価格が変わり、1時間3500円からとなっている。
体験できる忍者修行は3種類!3つの技を身につけよう!

忍者の使う武器というと、真っ先に手裏剣を思い出す人が多いのではないだろうか。手裏剣は忍者が手の中に隠し持って、打つことで敵をひるませ、敵から逃走するときに使っていた武器のひとつだ。手に持った手裏剣を、日本刀を振るような動作で的(まと)に向かって打ち付ける。回転を加えて打つのは意外と難しく、ダーツ感覚で修行を楽しめる。

忍者にとっての吹き矢は、筒の先端に仕込んだ矢を、筒に息を吹き込んで飛ばし、標的を射る武器だ。普段街を出歩く際には、笛や杖など、日常的な道具に偽装して持ち歩き、時には矢に毒を塗って、敵を暗殺するのに使用した。忍者体験カフェ 浅草店では数メートル離れた的(まと)へと矢を放つ修行を、レクチャーを受けながら体験できる。

そして忍者が戦う場面に必ずといっていいほど出てくるのが、日本刀を使った剣術だ。忍者体験カフェ 浅草店でももちろん剣術の修行体験が出来る。実際の日本刀の持ち方や構え方から始め、どのように斬るかを教えてもらえる。
忍者モチーフがちりばめられた「忍者飯」に舌鼓

忍者修行で汗を流した後は、お店特製の「忍者飯」やスイーツ、ドリンクを楽しもう。中でも人気の「特製忍者カレー」は、特殊な忍術を使った黒いカレーの中央に、手裏剣型のターメリックライスが。忍者になった気分で秘伝の味を味わおう。

もうひとつのおすすめメニューは忍者パスタ。忍術を使って手裏剣を打つ姿を忍術で切り抜いた海苔で表現している。ほかにも「忍者うどん(1650円)」が用意されているほか、ヴィーガンやハラールにも対応可能。予約時に問い合わせてみよう。

スイーツももちろん用意されている。中でも人気の「火遁(かとん)フォンダンショコラ」は火を操って敵から身を隠したり、敵を翻弄したりする忍術である「火遁の術」を使ったフォンダンショコラ。フォークを入れると中からとろりとチョコレートソースが出てくる絶品スイーツはぜひ楽しみたい。

人気のドリンクはその名も「ニンジャーエール」。特殊な忍術を使って黒くしたジンジャーエールに、日本刀の形をしたマドラーがあしらわれている。すっきりとした味わいは忍者修行体験の疲れを癒やしてくれるに違いない。
■ DATA
忍者体験カフェ東京 浅草
交通:バス停西浅草三丁目より徒歩1分/つくばエクスプレス浅草駅より徒歩5分/銀座線田原町駅より徒歩8分/日比谷線入谷駅より徒歩8分/銀座線・都営浅草線浅草駅より徒歩15分
住所:東京都台東区西浅草3-27-14 トーア浅草マンション1F
営業時間:10時~21時(予約状況により変更あり)
休業日:不定休
官方網站:https://ninja-cafe.com/



