座敷や中千本に突き出たテラスで、春には桜を眺めながら、材料から厳選した手作りの和菓子とお茶が味わえる。煎茶か抹茶に葛餅か団子が付くセットは750円。竹の器に入った葛切り900円も人気。

吉野山「金峯山寺蔵王堂」の前にある葛屋。注文を受けてから店頭で実演調理を行い、吉野本葛のおいしさと美しさを目と舌で味わわせてくれる。メニューは吉野本葛もち、吉野本葛切りの2種各820円のみ。葛の透明感、なめらかさ、弾力を堪能するための賞味期限は10分間。できたてをすぐに食べてその食感と味わいを実感しよう。土産には吉野本葛湯や葛もち(黒みつ入り)がおすすめ。吉野葛と吉野本葛の味くらべや葛の話、葛切り作り体験などができる「葛会」は要予約。

春の桜で知られる吉野山の中千本エリアにある食事処。昔ながらの素朴な佇まいの店舗で、どことなくホッとする雰囲気が漂う。柿の葉すしが付くセットメニューが豊富。ざるそばと柿の葉すしセット1100円、柿の葉すし定食1000円、葛玉うどん900円。牛肉、鶏肉に地元の山菜や豆腐、野菜などたっぷりと入った具だくさんの吉野鍋は3200円(要予約)。