彙整: Travel Post

9時間以上煮込んだ濃厚な鶏ガラ100%のスープに「生からすみ」が溶け込み、風味が強くコシのある長崎県オリジナル品種、ちゃんぽん専用小麦の「長崎ちゃん麦」を使用した唐あく麺との相性も抜群。

中華菓子のほか、中華まんやちまきなどの点心も販売している。なかでも麻花兒(よりより)は、品質管理を徹底した国産の小麦粉を使用し、添加物不使用にこだわる。江戸時代、唐船によって伝わった味を現代風に再現。

南門そばにあるちゃんぽん・皿うどん専門の中国料理店だが多彩な料理メニューが揃い、胡麻団子や蒸しカステラなどデザート飲茶メニューも豊富。たっぷりの野菜と魚介の具材と長崎特有の唐あくを配合した麺、秘伝の鶏ガラスープから作り出されるちゃんぽん、蘇州林特製の極細揚げ麺を使った皿うどんなどの一品メニューがある。また角煮割包、肉包子、叉焼包などはテイクアウトできて人気。

極彩色の外観が目を引く本格中国料理の店。アサリなど旬の具材を使ったちゃんぽん950円は、鶏ガラと豚骨のブレンドスープにオリジナルの醤油を加えたあっさり風味。太い麺の皿うどん950円ほか、オリジナルの花ニラを使ったニラパンメン950円や、コクのあるタレが後をひく角煮どんぶり1200円もおすすめ。

長崎の思案橋横丁に店を構える中国料理店。昭和23年(1948)創業以来、店主が頑固に味を守っているためか、地元ファンの多い人気店。自慢のちゃんぽん850円は、昔ながらの純鶏ガラスープで、高温で一気に炒める野菜などからのうま味が利いて格別の味わい。冠水ではなく唐灰汁を使った麺に白濁したスープがよく絡んでいくらでも食べられそうだ。具だくさんの皿うどん850円は太麺か細麺を選べるが、細麺は店で揚げているので、パリパリ感がほかと違いたっぷりの具との相性も抜群だ。

玄武門(北門)を入ってすぐの店で、入口脇の朱塗りの柱と陶器製の大きな馬が目印。店内は中国から取り寄せた調度品で揃えられ、高級な雰囲気が漂う。本場の味に長崎風の工夫を加えた中華料理が楽しめる。ファミリーセットは2～3人前7700円～。じっくりと煮込んだ豚の角煮を饅頭にはさんで食べるトンポーロウ2個1210円は人気の一品。高温で炒める徹底した調理法から野菜の歯応えが感じられる細麺の長崎皿うどんや、豚骨と鶏ガラのあっさりとしていながら深い味わいがあるスープのちゃんぽん各990円にも定評がある。

新地中華街では珍しい広東系の、甘みが強い味付けが印象的。日本人の味覚に合う料理を提供している。エビやタマネギ、ニンジン、タケノコ、キクラゲなど具だくさんな名物春巻き1本300円(2本から注文)は、薄焼き玉子を何層にも重ねたものが生地になった珍しい一品。ちゃんぽんはエビやカニなどが入った八宝海鮮ちゃんぽん2300円がこの店の一押し。八宝海鮮皿うどん2300円は、麺がちゃんぽん麺と同じ太麺と揚げ麺の細麺の2種類から選べる。

魚、肉、野菜など長崎産の食材を使ったフレンチでちょっと贅沢なランチを。ランチは2420円のコースを中心に、シェフのおまかせコース4400円と5500円なども用意。週末は込み合うので予約がおすすめ。

ランチタイムには行列ができる、カウンターとわずかなテーブルだけの小さな店。大人気のクリームとポテトをミックスしたオリジナルコロッケは、懐かしくてやさしい味と女性に評判。トルコライスは、チキンカツなど6種類をラインナップ。

平和祈念像を制作した彫刻家・北村西望ゆかりの料亭として有名。鰻定食6000円、丸山弁当各5500円(昼)。明治12年(1879)の建物が花街風情を残している。本格的な卓子料理はもちろん、前身は鰻店というだけあって鰻料理にも定評がある。平成25年度(2013)、長崎市都市景観賞受賞。カードの取り扱いなし。