彙整: Travel Post

老舗酒造会社のひとつ、白鶴酒造の伝統を紹介する白鶴酒造資料館は御影郷にあり、大正初期に建てられた本店壱号蔵を利用した資料館。昔の酒造りの様子を、蔵人姿の人形を用いてわかりやすく再現している。しぼりたての原酒を味わえる利き酒コーナーもある。

魚崎郷の櫻正宗記念館「櫻宴」は、立派な門が目印。原酒とともに和食料理が楽しめるレストランや、ショップ、展示スペースなどがある複合施設だ。水をテーマにしたディスプレイをはじめ、50年以上前の古酒なども展示している。

江戸中期、宝暦元年(1751)創業の清酒「福寿」の醸造元。山田錦や五百万石など地元兵庫県産の米と天与の名水「宮水」を使い、頑なに手造りを守っている。酒造見学は試飲も楽しめる。大吟醸・吟醸・純米の3種を飲み比べできる、利き酒セット500円はおすすめ。蔵出しの生酒と旬の料理が味わえる蔵の料亭「さかばやし」もある。

全国的な酒造地として知られる灘にあるこうべ甲南武庫の郷では、酒粕で漬け込む甲南漬の製造工程の紹介をするほか、販売店や食事処も揃う。薪で炊くご飯と漬け物の定食1100円は評判。国の登録有形文化財建造物。

記念館では、国の重要有形民俗文化財に指定されている「灘の酒造用具」を多数収蔵展示して丹波杜氏秘伝の生もと造りを今につたえている。館内売店では生原酒(非売品)などが無料で試飲でき、さらに興味のある方には有料にていろいろな高級酒も試飲できる。また記念館限定の酒や、オリジナルグッズも販売。隣地には樽酒びん詰製品の製造用酒樽を作る工房がある(見学は要予約)。

住吉川沿いにたたずむ、文豪・谷崎潤一郎の旧宅。名作『細雪』は、この家で書かれたといわれる。応接室には谷崎作品のほとんどを揃え、自由に閲覧することができるほか、知人らに宛てた直筆の手紙なども展示されている。「倚松庵」の名は、最愛の妻・松子夫人にちなみ「松に寄りかかる住まい」の意味を込め命名されたものだ。土・日曜のみ開館。

中国漢方の店。問診や舌を見て診断する舌診でそれぞれの体質に合う薬を選んでくれる。男性に人気のスッポンやマムシ1匹100g前後(108円/1g)。女性に人気の温かく美味しい漢方薬5767円は試飲も可能。

神戸の観光名所、元町「神戸南京町」の中央広場にある、神戸牛の一頭買いで知られる吉祥吉グループのテイクアウト専門店。同じ南京町にある「神戸牛 吉祥吉 本店」をはじめ、系列店31店分でまとめて一頭買いするので、驚きの低価格が可能なんだそう。おすすめは、質・味ともに最上級の神戸牛のステーキを自家製パンズに挟んだステーキバーガー。分厚い神戸牛パテを挟んだボリュームたっぷりのチーズハンバーガーも人気だ。ちょっとだけ味わってみたいなら、赤身ステーキや別格希少部位ステーキを。神戸肉流通推進協議会指定登録店。

神戸北野ホテル向かいに位置するホテルブティックの機能を兼ね備えた店舗。神戸北野ホテルセレクトの神戸土産やアメニティ、雑貨等、多彩なアイテムが揃っている。

元町マルシェは、兵庫県の自然豊かな地域が育んだ農産物や特産加工品などを都市部で販売し、地域の魅力を発信するアンテナショップ。農家の人々と連携し、地元野菜を新鮮なまま届けるとともに、兵庫県の地域情報やイベントも紹介。野菜販売だけに留まらず、地域とともに地産地消を目指している。