彙整: Travel Post

東海道47番目の宿場町で交通の要衝として栄えた関宿。国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定された1.8kmの町並みは、宿場町の旧態をとどめている。

江戸末期から伝わる亀山の銘菓。厳選した北海道産の小豆を練り上げた餡と良質の餅米を使った餅菓子・亀乃尾は10個702円～。

全国一のローソク生産量を誇るカメヤマローソク直営のキャンドルショップ。「カメヤマローソクタウン」敷地内にあり、カメヤマローソク最大の旗艦店だ。店内にはアロマキャンドルや燭台、インテリア雑貨などのオリジナル商品が約1500種類も揃い、キャンドルオブジェ照明の神秘的な空間でショッピングが楽しめる。香りのよいアロマキャンドルをはじめ、火を灯すとモチーフが揺らめくキャンドルホルダーのファインシルエットグラスなどのほか、この店限定のオリジナルグッズもおすすめ。「灯(あかり)MUSEUM」も併設。

高塚池を囲む緑豊かな県営公園「亀山サンシャインパーク」が隣接しており、三重県内で唯一のハイウェイオアシスのあるパーキングエリア。三重のご当地グルメが楽しめるPAで、おすすめはちょっと贅沢な「松阪肉の牛丼」。注文を受けてから1人前ずつ作るこだわりの逸品。松阪牛で有名な津市の朝日屋から仕入れた松阪牛100％使用の牛丼をリーズナブルな価格で味わえるのが魅力。24時間利用できるスマートICが併設されているほか、一般道からも出入りできる「ぷらっとパーク」(7時30分～20時30分)がある。

三重のご当地グルメが楽しめるPA。おすすめは「松阪肉の牛丼」。注文を受けてから1人前ずつ作る手間もコストもかかった逸品。松阪牛で有名な津市の朝日屋から仕入れた松阪牛100％使用の牛丼を、リーズナブルな価格で味わえるのが魅力。ほかには「伊勢美稲豚生姜焼き定食」もおすすめ。24時間営業の「ミニストップ」があるほか、上り線とは自動車専用の跨道橋で結ばれており、隣接する「亀山サンシャインパーク」を利用できる。24時間利用可能なスマートICや「ぷらっとパーク」も併設されている。

昔、街道の一里ずつに木を植え、道程の目印にしたのが一里塚。野村一里塚は県下12カ所の一里塚のなかで唯一現存し、樹齢400年のムクの巨木が植えられている。国指定の史跡。

記紀では、日本武尊が東征の帰途、亀山で終焉を迎え、魂は白鳥と化して大和へ向かったとされている。市内北東部にあるこの墓は、ミコトの墳墓の地と伝えられ、神社や公園がある。

天正18年(1590)に岡本良勝が築いた城。かつては5つの曲輪があり、櫓や門が立ち並んでいた。現在は石垣の上に多門櫓を残すのみだが、美しい石垣に往時の姿が偲ばれる。多門櫓は約1年半に及ぶ「平成の大修理」を経て、江戸時代後半の姿に復元された。また三重県内で唯一残る江戸時代の城郭建造物として、三重県史跡及び三重県有形文化財建造物に指定されている。

関宿のお隣・亀山宿は、亀山城のお膝元で、城下町として繁栄した。関宿ほど往時を偲ばせる町並みは残されていないが、武家屋敷跡などで面影にふれることができる。

亀山城の外堀にあたる池の近くには昭和7年(1932)に亀山保勝会が建立した石碑が立つ。これは元禄14年(1701)5月9日に石井源蔵・半蔵兄弟が父の仇、赤堀水之助を討ち取ったことを記念する碑。当時、元禄曽我とよばれ、翌年の赤穂浪士の討ち入りと並び称された。