潮騒の湯 大洗サンビーチの砂浜の目前に立つ、日帰り温泉施設の潮騒の湯。浴場は男女それぞれ2つの浴槽がある内湯と、海に臨む2つの露天風呂。露天風呂は、男湯は黒潮の湯、女湯は親潮の湯と名付けられ、太平洋を見ながら湯浴みできる。人工炭酸泉があるのも自慢のひとつ。大洗の新鮮な海の幸をその場で調理してくれる広々とした展望レストランがあり、レストランだけの利用も可能だ。
大洗サンビーチキャンプ場 遠浅の海水浴場として人気の大洗サンビーチを眺める丘に広がるキャンプ場。広い場内には17区画のAC電源付エリアをはじめ、海がみえるエリアや子ども連れにおすすめのファミリーエリア、しずかであんしんエリアなど41区画が整備されている。ビギナーには手ぶらキャンプもおすすめ。屋根付きの日帰りBBQエリアでは、楽ちん手ぶらバーベキュープランが好評。予約なしで利用可能なフリーエリアもあり。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。