正法寺 別名「藤の寺」と呼ばれる古刹。境内には松尾芭蕉の句碑や、近辺では珍しい閻魔堂が建つ。本堂横には600~700年前に建てられた、国指定の重文である石塔も。本尊は33年に一度開帳する秘仏。5月上旬~中旬が藤の花の見頃。
グリム冒険の森 グリム童話をモチーフにしたオートキャンプ場。森の中に2種類のコテージと3種類のオートキャンプサイト、子どもたちに人気の大型遊具や木工体験施設などがある。年間を通じて、さまざまなイベントも開催。木の実や枝を使って木工作する森の学校、生地作りから焼き上げまで家族みんなで楽しめるバームクーヘン作り、そうめん流しや草木染め、ドラム缶風呂体験が人気だ。
滋賀農業公園ブルーメの丘 ブルーメの丘は酪農・ふれあい・体験をテーマとした公園。園内では四季折々の花々が咲き誇り、春にはチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモスが楽しめる。また、人気の動物カンガルーとのふれあい体験や、ピザ窯でのピザ作り体験、BBQや飯盒炊飯体験など体験施設も充実。さらには大型バギーや芝すべり等自然の中で遊ぶことができる。高さ17mのドイツ製巨大アスレチック「アルプスジム」もおすすめ。
医王寺 高時川を見下ろす静かな山間に立つ観音堂内に、細い目と薄い唇の端正な顔立ちが印象的な十一面観音立像(重要文化財)がある。平安時代の作。井上靖の小説『星と祭』に、「清純な乙女の姿をモデルにした観音さま」として紹介されている。拝観は奥びわ湖観光協会へ事前連絡が必要。
蓮華寺 聖徳太子が創建し、後に一向上人が再興した。鎌倉幕府崩壊とともに自刃した北条仲時[なかとき]と家臣の墓(史跡)が境内にあり、彼らの名前を記した「陸波羅[ろくはら]南北過去帳」(重要文化財)も残る。長谷川伸作の『瞼の母』で有名な、「番場の忠太郎」の地蔵も祀られている。