茶房&ギャラリー速魚川 明治10年(1877)創業の猪原金物店に併設された和風喫茶。国登録有形文化財となっている「猪原金物店主屋」の裏手、中庭を囲むような造りの懐かしい町屋の雰囲気漂う茶房で、湧水庭園を眺めながらヌードル茶漬けといったアイデアメニューが味わえる。毎分150リットルもの清らかな水が敷地内に湧き出すため、全メニューにこの水を使用。湧水で淹れたコーヒー638円、ぜんざい880円、島原名物・寒ざらし462円などの甘味も揃う。
青い理髪舘工房 モモ 大正12年(1923)築の木造二階建て。老朽化が進み取り壊し寸前だったが、街の活性化の一環として森岳商店街が中心となり、修復・再生。喫茶店となった。大正ロマンが香る空間で手作りのスイーツや軽食を味わいたい。体や環境に配慮した日用品なども扱っている。
吉宗 昭和2年(1927)建築の重厚で格式ある店構えと、入口の大きな赤提灯がひときわ目を引く「吉宗 本店」。慶応2年(1866)創業の老舗で、名物はビッグサイズの「茶碗むし」。大きな碗の中に山海の幸が10種類ほど盛り込まれている。アナゴや錦糸卵などがのった蒸寿しと茶碗むしのセットが1540円。1階席には中庭があり、椅子席のみ。2階席の中部屋には40名ほどの椅子席がある。また、テイクアウトができる売店もある。
対馬バーガーKiyo 対馬産の長ひじきと対馬のイカを使った名物の「対馬バーガー」670円は島民にも長く愛されるソウルフード。他にも対馬名物のとんちゃんをサンドした「とんちゃんバーガー」730円や丼などメニューは豊富。この2つの名物バーガーと対馬のはちみつを使ったはちみつレモンの3品がセットになった「まるごとつしまセット」1800円はお得。
志まもと 店内に生け簀があり、天然の魚介を食べさせてくれる店。もとは漁師料理という、旬の魚介類や野菜を焼いた石で焼きながら食べる石焼き料理や、魚のいりやき鍋(各2750円~)など、対馬ならではの味がズラリ。さつまいものでんぷんと繊維でできた麺を使った、ろくべえ汁770円も味わえる。