川を渡るぼんでん 花館地区の各町内から集まった十数本の色とりどりの梵天は、ほら貝の音も高らかにぼんでん唄を歌いながら町内の新築した家や厄年の家々を回る。一の鳥居前でもみ合いした後、川舟で雄物川を渡り標高207mの伊豆山神社に奉納される。数ある梵天奉納行事のなかでもこうして「川を渡る」のは大曲だけ。 画像提供:大仙市
払田柵の冬まつり 蝦夷ほたる 2月第1土曜に国指定史跡「払田柵跡」で開催される冬のイベント。夕暮れ時には、小学生を中心に地域の人々が作った約1000個の「蝦夷ほたる(ミニかまくら)」に明かりが灯され、払田柵に飛び交っていたほたるたちを幻想的に再現する。当日は「蝦夷ほたるづくり」などのイベントあり(天候によりイベント内容変更または中止の場合あり)。
鎮火祭(ジャジャシコ祭り) 火伏せの祭り(鎮火祭)。扇田神明社で鎮火祭の神事を行ったのち、錫杖を持った火消し組(消防団員)を先頭に、太鼓・法螺貝を鳴らしながら町内各家々回ってお祓いをし、屋根に水をかけて無火災を祈る。
御味噌埋式(東湖八坂神社の統人行事) 東湖八坂神社祭統人行事の一つ。2つの桶に詰めた味噌を境内の御味噌埋場の地下約3mに埋める。参加者に豆の粉おにぎりが振る舞われる。一年間にわたる諸祭事が統人によって執り行われる。
横手の雪まつり かまくら 横手の「かまくら」は約450年以上の歴史をもつ、小正月に行う詩情豊かな民俗行事。雪の山をくり貫いて雪室をつくり、奥に水神様を祀り、お神酒、甘酒、お餅などを供える。期間中は約60基の大きなかまくらと無数のミニかまくらに灯がともり、まちを彩る。 画像提供:一般社団法人横手市観光協会