室生神社の流鏑馬 室生神社の例大祭に神事として行われ、神奈川県の無形民俗文化財に指定されている。源氏再興の石橋山合戦で頼朝に敵対したため、領地を没収され、斬刑に処されることとなった河村義秀が流鏑馬の妙技により許され、旧領に復帰できたという故事によりはじまったとされる。的は3本で、一の的(早稲)、二の的(中稲)、三の的(晩稲)の当たり矢によって豊凶を占い、豊作を祈念する。騎射は先導の騎乗者が軍扇を上げて露払いをしながら走るのに続いて射手が的を順に射る。先導と射手が交替して数回行われる。
西丹沢山開き 夏シーズンの到来を告げる西丹沢山開き。山北町中川の西丹沢ビジターセンター前で登山者の安全祈願神事やコーラスの出演などが行われる。この時期、「西丹沢の盟主」ともよばれる桧洞丸では、シロヤシオツツジが見頃で、毎年カメラを抱えた登山者も多数訪れる。先着で山開き記念の木札配布や記念バッジ(有料)の販売を実施する。 画像提供:山北町観光協会
降誕会 お釈迦様の誕生日を祝う法要。花祭りともいわれ、法堂で多くの僧侶の参列のもとに執り行われる。お釈迦様が誕生すると、天から甘露の雨が降り注ぎ、その体を清めたという。これにちなんで法要では、お釈迦様の像(誕生仏)に甘茶をかける習慣が残っている。当日境内では、無料で甘茶が振舞われる。 画像提供:建長寺
第95回源頼朝旗挙げ武者行列・土肥祭 源頼朝が石橋山の合戦へ出陣する様を再現したもの。土肥実平が主君、源頼朝の出陣の儀戦勝を祈願した五所神社をスタート地点とし、焼亡の舞が行われたのち、桜木公園までの約1kmを甲冑に身を包んだ武者がパレードする。桜木公園到着後、城願寺では土肥実平、源頼朝主従の法要、墓参り等が行われる。 画像提供:湯河原町