祈年祭 この祭で見られる黒川能は全国的に有名で、春日神社の神事能として氏子たちの手によって、500年以上もの間、守り伝えられてきたもの。神事、能二番、狂言一番が行われ、観能には1人5000円の玉串料が必要となる。
春日神社王祇祭(黒川能) 春日神社の例祭の中で最も重要で、元々は旧暦の正月に行われていたお祭り。御神体が降りた当屋では夜を徹して能狂言を演じられる。500年以上前から伝わる古式の神事能は幽玄そのもの。2月1日の当屋での観覧については、黒川能保存会宛にハガキ、封書、メールにて申し込みのうえ抽選となる。 画像提供:黒川能保存会
酒田雛街道 かつて江戸や大坂との交易で賑わった酒田には、由緒ある雛人形が数多く残され、大切に保存されてきた。これらの雛人形や、江戸末期から地元に伝わる素朴な「鵜渡川原[うどがわら]人形」、さまざまな飾り物に幸せの願いをこめた「傘福」などが市内の観光施設で展示される。さらに、期間中は市内飲食店で、ひな膳・ひなランチ・雛スイーツを楽しめる。散策に役立つ雛街道パンフレットは、観光案内所・観光施設・各展示場にて配布されている。
おおくら雪ものがたり 名物の巨大雪だるま「おおくら君」が制作されるほか、肘折トンネルから肘折いでゆ館までをろうそくの灯が彩る「幻想雪回廊」など雪国ならではの催しがいっぱい。遊び疲れたら肘折温泉郷でゆっくりしよう。
東根のひな飾り 古今雛を始め、地元に伝わる人形など代々受け継がれてきた貴重な雛人形を、東根市の東方東根城の三の丸に位置する、かつては代々続く旧家の酒蔵だった「東の杜」などで展示。館内の蔵を改装した「杜のCAFE」ではひな飾り限定スイーツを提供(有料)。郷土料理「梅ケ枝清水」は2025年1月23日(木)~4月3日(木)、壽屋寿香蔵「野守の宿」は2025年2月22日(土)~4月3日(木)まで展示。「さくらんぼ東根温泉」では雛人形と雛膳料理(要予約)を楽しめる。