岳岱自然観察教育林 秋田県側から世界自然遺産の核心地域への入山はできないが、核心地域に限りなく近い生態系を維持しているネイチャーフィールドといえば、白神山地の南西に位置する岳岱自然観察教育林。敷地内には約1.8kmの木道の散策路が設けられ、約1時間のトレッキングで比較的手軽にブナの世界を体感できる。道中には樹齢400年を超えるブナ、モリアオガエルが生息する池などみどころが豊富だ。「天然の水瓶」ともよばれるブナについて、より深く知りたいなら秋田白神ガイド協会のガイド(詳細は要問合せ)と歩くのがおすすめ。
白神山水の館 ミネラルウォーター「白神山水」を製造している工場。広大なブナ原生林が生み出す水は、白神山地ならではの大自然の恵み。その自然のサイクルを重視して、水位に応じて無理なく送水するため、横ボーリングで取水するなど、環境への配慮が徹底されている。事前予約すればボトリング工程の見学が可能。
西法寺 横手盆地中央南部の平野部に築かれた平城・吉田城に隣接する曹洞宗のお寺。境内には守護神の白山堂や観音堂が祀られ、享保3年(1718)六世代に建立した小野寺氏歴代惣領供養塔などがある。ペットの火葬・納骨も受付けている。