潟時代の象潟を再現した825分の1の模型や、象潟の旧景を伝える図屏風などで、昔の象潟の様子が分かる。紀元前446年の噴火の際に埋もれ、近年掘り出された埋もれ木なども展示。芭蕉「おくのほそ道」関係の資料、旧象潟町出身の木版画家・池田修三の作品の常設展示あり。所要40分。

観音崎、大師崎、不動崎の3つから名前がついた。古代に陸前・羽前を限る「有耶無耶関[うやむやのせき]」があったところといわれ、切り立った崖がつづく。公園内に現存する三崎山旧街道は、松尾芭蕉が旅した街道。園内には展望台、キャンプ場もある。

鉾立展望台は、鳥海ブルーラインの最高所・鳥海山五合目鉾立(標高1150m)にある「象潟口登山ルート」入口から400mほど歩いたところにあり、鳥海山はもちろん、渓谷や日本海の絶景を楽しむことができる。展望台までは舗装路が続いており、軽装で行くことができる。登山ルート入口にある駐車場周辺には、ビジターセンターやレストランがあり、ハイカーだけでなく眺望目当ての観光客で賑わっている。