夕鶴の里 南陽市の鶴布山珍蔵寺に伝わる『鶴の恩返し』をはじめとした、地域に伝わる民話やかつて栄えた製糸の歴史を伝承しているスポット。資料館は繭蔵を改造したもので、養蚕に関する展示、民話の映像上映を行っている。また、「語り部の館」では、地元の語り部『民話会ゆうづる』による民話の口演、機織り体験(550円、要予約)ができる。所要1時間。
熊野大社 大同元年(806)に再建され、東北のお伊勢さまと呼ばれて古くから信仰を集めている。広い境内には根回り8m、樹齢900年という大イチョウ(県天然記念物)があり、本殿・拝殿・神楽殿が荘厳な雰囲気を醸し出している。考古館(料金:無料、時間:9~16時、無休、所要20分)では、鎌倉・室町時代の宝物を展示。
日和山公園 日本最古級の白亜の木造六角灯台と方角石や常夜灯などがあるほか、木立のなかに29基の文学碑が点在する歴史公園。酒田港の眺めや、最上川と夕日がすばらしい。公園のすぐそばには日和山小幡楼があり、おしゃれな店内では、パンやスイーツ、ドリンク、パスタを楽しめる。
武家屋敷通り 江戸時代、上山城の北西には多くの武家屋敷が立ち並んでいた。今も通りには4軒の武家屋敷が残り、藩政時代の面影をとどめている。茅葺き屋根、鉤型の曲り屋の建物は、19世紀初期の建造と推定され、玄関と通用口が異なる武家中門造りの建築様式が特徴。子孫が生活している家屋もあるが、三輪家のみ内部見学ができる。
西公園 地球環境にやさしい緑豊かな都市公園として整備。園内には、テニス・フットサル等に使用できる屋内多目的コート(4面)、屋外テニスコート(8面)、キャンプ場(13区画)や、子供が安心して遊べる大型遊具・じゃぶじゃぶ池、また、地熱を利用した足湯、いも煮会(バーベキュー)ができる広場などを設置。