洋風笠間菓子 グリュイエール ひっきりなしに訪れる客の目当ては、地元のフレッシュな旬の素材を使った極上スイーツ。特に奥深い甘さと品質の高さで注目される笠間の栗を使ったスイーツは、笠間地栗のモンブラン735円をはじめ逸品揃い。ほかにもメロンを丸ごと使った季節限定のケーキなどが人気。また、みやげには米粉やごま油など体に優しい材料を使うロールケーキ、五穀ろーる1998円が人気。
向山窯 笠間焼の伝統を受け継ぎつつ、新しい技で今を彩る器を食卓に届けたい、そんな思いから生まれた器を作る。向山窯のherkka keramiika(ヘルッカ セラミカ=フィンランド語で“繊細な陶器”の意味)。伝統工芸士が所属し、直販だけに値段がお手頃なものも多く掘り出し物と出合える。
Glass Gallery SUMITO 日本全国の工芸ガラスの作品が並ぶギャラリーショップ。工房では体験教室を開催しており、額にガラスビーズを貼り付けるガラス絵コース2500円~と、皿やコップに磨りガラス模様を描くエッチングコース2200円(ともに要予約)が楽しめる。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。