花貫物産センター 国道461号沿いの白い八角形の特徴ある造りが目を引く物産直売所。販売する朝採りの新鮮な野菜は、全員がエコファーマーの認定を受けている高萩市内の農家が生産したもの。春はウドやタラノメなどの山菜、秋はマイタケやヒラタケなどのキノコが人気で、センター内にはそばのおいしい食事処が、敷地内には生産者が持ちこんだ農産物を味噌などに加工する花貫加工所もある。高萩市産コンニャクイモのさしみこんにゃくなど、生産者が設定する良心的な価格も魅力。
ストームフィールドガイド はぎビレッジ店 茨城県屈指の大きさを誇る小山ダムのダム湖・こやま湖。その湖畔に造られたアウトドアフィールドがここ。敷地内には、1泊2食付きで夕食にバーベキューが楽しめるグランピングサイト、少人数向けのキャンプサイト、ドッグラン付きのドッグサイトのほか、食材・器材持参でバーベキューができるデイキャンプ広場がある。子どもも楽しめるこやま湖でのカヌーやサップ、ボートクルーズなどの体験ツアーも催行。絵付け体験や星空天体観測は小さな子どもにも好評で、四季折々の自然の中でアウトドアの楽しさをたっぷりと満喫できる。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。