道の駅くろほね・やまびこ 国道122号に面した道の駅。黒保根地区特産のマイタケや米、新鮮野菜、無添加の漬物などを販売する農産物直売所と食事処、観光案内所・無料休憩スペースのあるふれあい館、生産物加工所から成る。農産物直売所では、春にはコゴミやワラビなどの山菜、秋にはキノコも販売。食事処では群馬県内産の小麦粉やそば粉を使ったうどんやそばが自慢で、ミニそばや天ぷらがセットになったやまびこ定食1400円は店長のおすすめ。
桐生市黒保根歴史民俗資料館 黒保根地区の生業だった山仕事や養蚕に関する資料の展示のほか、明治初期に民間で初めての製糸所を設立した星野長太郎と、その弟で絹の直輸出をするためにアメリカに渡った新井領一郎を紹介するコーナーがある。所要約20分。
群馬県立ぐんま昆虫の森 45haの敷地に雑木林や、畑、小川などの里山風景を再現。そこで暮らすチョウやカブトムシをはじめとするさまざまな昆虫たちを探し、手に取り、その生態をじっくり観察できる体験型教育施設。昆虫観察館ではゲンゴロウやオオカマキリなどの里山の生きものやヘラクレスオオカブトなど世界の昆虫、日本最大級のチョウを見ることができる。クラフト体験など各種プログラムも開催。かやぶき民家では昔遊びや、四季折々の自然を感じられる里山生活体験を実施している。
向井千秋記念子ども科学館 館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋氏が名誉館長を務める科学館。他で見ることのできない向井氏ゆかりの貴重な資料が充実している。月の重力を疑似体験できる「ムーンウォーカー」や「発電トレイン」など、科学の原理を利用した体験型の展示物が多く、身近な自然や科学、宇宙について楽しみながら学ぶことができる。群馬県最大級の直径23mの大型ドームで観るデジタルプラネタリウムでは、臨場感あふれるサウンドと迫力ある映像を楽しめる。
田山花袋記念文学館 『蒲団』や『田舎教師』を執筆し、近代日本の自然主義文学の先駆者となった田山花袋は館林の出身。館内では自筆原稿や、書簡、日記、愛用品などを展示。東京代々木の自宅の書斎も再現されている。文学館の向かいには花袋が7~14歳まで過ごした旧居が建つ。所要30分。