江戸東京たてもの園 都立小金井公園内に位置し、江戸東京博物館の分館として設けられた野外博物館。江戸東京の歴史を物語る歴史的建造物を都内各地から移築・復元している。交番、銭湯、商家などの建物が30棟建ち並ぶ。
小金井公園 小金井市、武蔵野市、小平市、西東京市と4つの市にまたがる、敷地面積約80万平方mの広大な都立公園で、桜の名所として有名。ヤマザクラ、ソメイヨシノのほか、カスミザクラ、オオシマザクラ、サトザクラなど、約1400本の桜が植えられている。園内の「桜の園」には、約400本の多彩な桜が春を彩る。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。
新田神社 東急電鉄多摩川線の武蔵新田駅から徒歩数分のところにある新田氏ゆかりの神社。正平13年(1358)に矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため、新田大明神として祀ったのが始まり。浄瑠璃・歌舞伎『神霊矢口渡』でも知られる、江戸中期の蘭学者・戯作者平賀源内が参拝し、境内の神聖な篠竹で作った厄除開運・邪気退散の「矢守」は、破魔矢の発祥とされている。