甘養亭河喜 寛永3年(1626)創業、江戸時代から続く和菓子の老舗。平成30年(2018)3月に「寿(ことほぎ)を延ばす御菓子」という理念のもと全面リニューアル、店名も「祈寿菓子司 甘養亭河喜」とし、十四代当主 池上宗一が作りだし、地元の人々や参拝客に長年愛されてきた「みのぶまんじゅう」は、食べることによって寿が多くなるように、という祈りを込め「身延萬寿(みのぶまんじゅ)」に進化させた。
椎茸と湯葉の専門店 武州屋 「身延湯葉」は、日蓮聖人の体を気遣い弟子が作った事が起源。武州屋の生ゆばは、鎌倉時代から変わらぬ製法で、こだわりの大豆と水だけで作った無添加の生ゆば。豆乳を湯煎にかけ、皮膜を作り引き上げた「清水[せいすい]」を始め、生ゆばは全部で4種類。職人が時間をかけて丁寧に、何十にも重ねて作った「重枚[じゅうまい]ゆば」は1日20個限定。ふくよかな大豆の甘みと濃厚な味わいに驚く。店長曰く、「武州屋史上、最高の出来」とのこと。国産・無農薬の干し椎茸を始め、こだわりの乾物も取り扱ってる。
パノラマ台 精進湖と本栖湖の間にそびえる標高1325mの展望地。両湖と富士山はもとより西湖、河口湖、遠くは甲府盆地から南アルプスまで見渡せる。精進湖西岸からパノラマ台を登り、尾根道を南にたどる本栖湖畔までのハイキングコースがある。徒歩約2時間30分。