長岡宮跡朝堂院西第四堂跡朝堂院公園 幻の都といわれていた長岡京は、延暦3年(784)11月から約10年間、都として栄えた。天皇が政治を司った長岡宮は、都の北端の皇居(内裏)や国会議事堂(大極殿、朝堂院)、二官八省の役所がおかれた重要な宮殿のある区画。発掘された木簡などの遺物は、向日市文化資料館(電話:075-931-1182)に展示されている。大極殿跡は昭和40年(1965)、全国初の史跡公園に指定され、平成22年(2010)には朝堂院西第四堂跡に多機能トイレを併設した案内所がオープン、文化財案内員が駐在し、長岡京の歴史や見どころをガイドしている。
愛宕神社 全国にある愛宕神社の総本宮といわれ、元愛宕と呼ばれ親しまれている。鎌倉時代に建立されたという本殿は国指定重要文化財。祭神は火の神・火産霊命[ほむすびのみこと]と伊邪那美命、大国主命で、4月24日に斎行される鎮火祭が有名。