プラザハウスショッピングセンター 昭和29年(1954)、本土復帰以前に誕生。典型的なアメリカ型モールとして今も当時の姿を残す異国情緒溢れるショッピングセンター。新しい沖縄を象徴するものを揃えたフラッグシップ沖縄を併設する「ロージャースアレーナ」は紳士服の専門店。世界各地から700以上のブランドを直輸入する「ロージャース」には、ユニークなファッションが揃う。和食、中華、バリ料理、インドカレーなどのあるレストラン街もある。
若夏公園 幼児向け複合遊具から、丸太のアスレチック遊具、大人向けの健康遊具と、世代に合わせた遊具が揃っている公園。ひときわ目を引くのは、長いすべり台が付いた児童向け大型複合遊具。ネットトンネルなど、いろいろなネット遊具を併設しているのが特徴。他に特徴的な遊具としては、ターザンロープがある。ループ型で、往復ともに滑ることが可能。その他、3on3のバスケットコートや陸上コースなど、さまざまなスポーツができる。
沖縄こどもの国 動物園をはじめ、参加体験型展示物のあるワンダーミュージアムなど、遊びながら学べる施設が集まる。いずれもこどもの想像力や感性を育むことを目的とした施設だが、大人も一緒に充実した時間が過ごせるはず。入場大人500円、中・高生200円、4歳~小学生100円。ふるさと園(沖縄の古民家)は有形登録文化財に指定されている。
立神岩 切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
中村家住宅 約280年前に建てられた豪農屋敷で、沖縄戦の戦災を免れて琉球王朝時代の民家構造を完全に残している。享保10年(1720)頃には地頭職であったため、士族屋敷の形式としての風格もある。ほかにもトゥングワとよばれる屋根裏部分を物置きに使用するために屋根が低くなっている台所や、フールとよばれる豚小屋などに特徴がある。中世の日本の家屋と中国の建築の影響が随所に見られ、琉球時代の裕福な農家の暮らしを今に伝えている。