もとぶ元気村 沖縄美ら海水族館のある海洋博公園そばの体験施設。カヌーやバナナボートなどのマリンプログラムに、三線教室や料理教室もある文化体験プログラムなど、約60種類の多彩なプログラムを揃えている。なかでもイルカと遊ぶ6種類のドルフィンプログラムがおすすめ。ドルフィンエンカウンター8000円(大人・子ども・幼児一律料金)は、ふれあいやゲームでの遊びを通してイルカについて学べる人気のプログラム。催行時間は11時、14時、15時。
美ら海ビレッジ 沖縄美ら海水族館の近く、完全1棟貸しの宿泊施設。バーベキューは日帰りもでき、沖縄県産のアグー豚や地元の食材などが用意された手ぶらプランも。気軽にキャンプ体験ができるグランピング施設はベッドやソファ、空調も整えられた快適なテントが魅力で、シャワーやトイレも完備している。
沖縄美ら海水族館 海洋博公園内にある、「沖縄の海との出会い」をテーマとした世界最大級の水族館。カラフルな熱帯魚や生きたサンゴの大規模飼育、魚類最大のジンベエザメやマンタの飼育など沖縄ならではの展示は必見。目玉は、高さ8.2m・幅22.5m・厚さ60cmもの巨大アクリルパネル越しに見るジンベエザメ。雄大な姿に圧倒される。
立神岩 切り立った断崖に囲まれた与那国島の中でも、東南部は最も厳しく、男性的な風景を持つエリア。荒い外海により気が遠くなるほどの時間をかけて造り出された奇岩が点在する。東崎からほど近いところでは、幾層にも分かれた断層を岩肌に見せるサンニヌ台がある。展望台からは、その名の通り軍艦のように見える軍艦岩が、今も波に洗われているのが見える。サンニヌ台から歩いて5分ほどの場所には、その岩の頂上から降りられなくなった若者が、神様に助けられたという伝説が残る立神岩が屹立している。
中村家住宅 約280年前に建てられた豪農屋敷で、沖縄戦の戦災を免れて琉球王朝時代の民家構造を完全に残している。享保10年(1720)頃には地頭職であったため、士族屋敷の形式としての風格もある。ほかにもトゥングワとよばれる屋根裏部分を物置きに使用するために屋根が低くなっている台所や、フールとよばれる豚小屋などに特徴がある。中世の日本の家屋と中国の建築の影響が随所に見られ、琉球時代の裕福な農家の暮らしを今に伝えている。