太平山三吉神社 三吉ぼんでん祭 力の神・勝負の神にあやかろうと、70余りの梵天が威勢よく先陣を競う荒々しく勇壮な祭。10時30分から正午頃まで行われる。一年の幸を祈り、梵天[ぼんてん]とよばれる依代[よりしろ]を奉納する特殊神事。神力宿る梵天の三角守りを取ろうと、拝観者も一体となってもみ合いになり、祭は最高潮に達する。
招福狐の行列 商店街にある招福稲荷神社は、東京北区王子稲荷神社が本宮で、その行事に倣って本宮参りの狐の行列を開催。狐の化粧は秋田公立美術大学の学生が担当し、希望者に随時行う。行列は稚児衣装の子狐から裃狐・色もの狐など100名以上の参加となる。
鎮火祭(ジャジャシコ祭り) 火伏せの祭り(鎮火祭)。扇田神明社で鎮火祭の神事を行ったのち、錫杖を持った火消し組(消防団員)を先頭に、太鼓・法螺貝を鳴らしながら町内各家々回ってお祓いをし、屋根に水をかけて無火災を祈る。
御味噌埋式(東湖八坂神社の統人行事) 東湖八坂神社祭統人行事の一つ。2つの桶に詰めた味噌を境内の御味噌埋場の地下約3mに埋める。参加者に豆の粉おにぎりが振る舞われる。一年間にわたる諸祭事が統人によって執り行われる。
横手の雪まつり かまくら 横手の「かまくら」は約450年以上の歴史をもつ、小正月に行う詩情豊かな民俗行事。雪の山をくり貫いて雪室をつくり、奥に水神様を祀り、お神酒、甘酒、お餅などを供える。期間中は約60基の大きなかまくらと無数のミニかまくらに灯がともり、まちを彩る。 画像提供:一般社団法人横手市観光協会