雛のつるし飾りまつり 雛壇の両脇に布の端切れで作ったぬいぐるみを赤い糸で吊す。願う事柄をお飾りの形に託して飾るのが大きな特徴で、江戸時代から伝わる風習。全国でも珍しい「雛のつるし飾り」をテーマにひと足早い春模様が見られる温泉街の楽しいイベント。ひとつひとつ丁寧に縫われた飾りは約40種類もあり、それぞれの温もりが感じられる。 画像提供:稲取温泉旅館協同組合
お稚児さん巡行・稚児健康祈願祭・鎮花祭 3月下旬~4月上旬、境内の約15種200本の桜が次々と満開を迎え、お花見を兼ねた参拝者で賑わいをみせる。桜の時期に行われる祭典のうち、毎年4月3日に行なわれる稚児健康祈願祭では、お稚児さんの市内巡行や、舞殿での稚児舞奉奏がある。また、9日の鎮花祭は、花を散らす風を介して到来するという、災いや厄疫を払うため行われる。