歳の大市 今も4~12月の間、2と7のつく日に市が立つ福野。その締めくくりとして開かれるのが、370余年もの歴史がある「歳の大市」。注連飾り、特産の杵[きね]・臼[うす]などの木製品をはじめとする正月用品、地元農家で収穫されたハクサイ、ネギなどの野菜や海産物、おせち料理の食材などを扱う露店50余りが並び、多くの人で賑わう。
五箇山麦屋まつり 秋めいた五箇山で民謡と踊りを披露する五箇山麦屋まつり。毎年9月23日に平地域下梨の地主神社境内で、白たすきに袴姿、腰に刀をさし、笠を手にした凛々しい舞の「麦屋踊り」が奉納される。哀調をおびた旋律の「麦屋節」は平家の落人が都を偲んで唄ったのが始まりと伝えられ、上梨の白山宮の「こきりこ祭り」で奉納される「こきりこ節」などとともに「五箇山の歌と踊」として国選択無形民俗文化財となっている。正調麦屋節のど自慢コンクールや麦屋節踊り講習会などもあり、自由参加の総踊りも実施。 画像提供:一般社団法人南砺市観光協会
第71回全日本チンドンコンクール 松川べりの桜が咲き誇る頃、鉦や太鼓の音とともにやってくる技とアイディアを競い合うユニークなコンクール。全国から約100名のプロのチンドンマンが集結し、陽気な音色が鳴り響く。
第37回ふちゅう曲水の宴 12時45分から平安貴族さながらの装束を身にまとった歌人が水辺に座し、盃を乗せた羽觴[うしょう]が曲水に流され、盃が自分の前を通り過ぎないうちに和歌を作り詠ずる平安の雅を令和の世に再現する。
イルミネーション・in・ひみ 2024年のテーマは「復光[ふっこう]」。能登半島地震からまもなく1年、まだまだ震災の爪痕が残っている氷見市だが、少しでも前向きな気持ちで冬を迎えられるよう、復興への思いを込めてこの冬も中の橋をイルミネーションが彩る。なかでも写真に収めたくなるほど美しい「天の川イルミネーション」の演出は必見。点灯初日には点灯式を開催する他、点灯期間中を通してフォトコンテストを開催。SNSにて「#イルミネーションひみ」を付けて写真を投稿しよう。入賞者には嬉しい景品をプレゼント。