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明治天皇伏見桃山陵

明治天皇の御陵で、東西127m、南北155mにもわたる。上円下方の形で、それぞれ3段に築成。表面は小石に覆われ、周囲には2重の玉垣がある。陵内は広く、参道には玉砂利が敷かれ、木々が茂る大きな森になっていて、荘厳な雰囲気。明治天皇陵の東には、同形の昭憲皇太后伏見桃山東陵が並んでいる。

墨染寺

境内にはソメイヨシノの他に墨染の地名の起こりと伝えられる、墨染桜がある。この墨染桜は、平安時代の歌人・上野峯雄が時の関白・藤原基経の死を悼み、「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染に咲け」と詠んだところ、桜が本当に薄墨色に咲いたという云われがある。花は小さく白色の単弁。現在は四代目が花を咲かせる。

伏見稲荷大社

全国で約3万社を超える稲荷神社の総本宮。商売繁昌、五穀豊穣の神として有名。二の鳥居をくぐると、天正17年(1589)に豊臣秀吉が寄進した朱塗りの楼門(重要文化財)がある。本殿(重要文化財)は、明応8年(1499)再興し檜皮葺き。本殿背後にある鳥居のトンネルをくぐれば奥社奉拝所。稲荷山への登り口である。高さ233mの山には、至る所にお塚があり、それを巡拝する「お山めぐり」は約4km、2時間ほどかかる。

藤森神社

平安遷都以前から祀られている古社。勝運のご利益があるといわれる。5月5日の藤森祭に行われる駈馬[かけうま]神事は、勇壮で多くの参拝者が訪れる。近年は馬の社として有名で、騎手をはじめ、競馬関係者や競馬ファンの参拝も多い。

白龍銭洗辨財天(瑞光寺)

明暦元年(1655)、武士だった元政上人が草庵を結んだのが起こり。厄を取り除き、願い事を叶えてくれるそう。境内には銭洗辨財天が祀られている。

大黒寺

薩摩藩主の島津義弘の希望により、出世大黒天を祀ったことが始まり。境内には寺田屋事件の九烈士の墓碑や、金運清水と呼ばれる井戸がある。

御香宮神社

貞観4年(862)、境内に湧き出た水がたぐいまれに香り高く、また病に霊験があったことから「御香宮」と呼ばれたという。樹木に覆われた境内の一角に、「日本名水百選」に選ばれた御香水が湧き、これを求める人の列が絶えない。伏見城の大手門を移した表門(重要文化財)や華麗な本殿(重要文化財)、拝殿には桃山建築の特色が見られ、社務所裏には小堀遠州ゆかりの石庭がある。

元政庵瑞光寺

元政[げんせい]上人が明暦元年(1655)に庵を結んだのが始まり。本堂は質素な茅葺き。元政は、もとは彦根藩の侍だったが、病弱のため26歳で出家、清貧の中で暮らし、寛文7年(1667)に母が87歳で他界した2カ月後、急逝した。

嘉祥寺

嘉祥3年(850)に文徳天皇によって創建されたが応仁の乱後荒廃した。しかし、寛文2年(1662)に再興。1本の釘も使っていない総欅造りの本堂に秘仏の歓喜天(聖天)と毘沙門天、弁財天という3体の福神を祭るため、地元の信仰を集めている。

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