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神泉苑

平安京造営の際、設けられた禁苑。天皇や公家の御遊地となり、舟遊びや遊宴などが催され、平安時代にここで行われた御霊会が後の祇園祭となる。江戸初頭、徳川氏の二条城築造にともない境内が縮小された。池中には中嶋があり、弘法大師の雨乞い伝説を伝える善女龍王社が立つ。法成就池に架かる朱塗りの法成橋は、願い事を念じながら渡ると必ず叶うという言い伝えも。王朝時代のみやびを今に伝える名苑である。5月には神泉苑祭、11月には神泉苑大念仏狂言が行われる。真言宗寺院。

元離宮二条城

徳川家康が京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所として慶長8年(1603)に造営。後に3代将軍家光の時代、後水尾天皇行幸に伴い大改修が行われ、現在の規模となった。堀を巡らし石垣に囲まれた広大な城内は、二の丸御殿(国宝)、本丸御殿(重要文化財)、二の丸庭園(特別名勝)などからなる。豪壮な外観に反して内部はきらびやかさに満ちている二の丸御殿の障壁画(一部重要文化財)は、狩野派の作で『松鷹図』がよく知られている。本丸御殿は京都御所内にあった桂宮家の御殿の一部を移築したもの。

二條陣屋(小川家住宅)

上洛の際、滞在する屋敷を持たない大名のために、江戸初期に建てられた陣屋(宿舎)。大名の安全を確保するため、大広間の天井に武者隠し[むしゃかくし]を設けたり、隠し階段などが随所に設備されていたりする数寄屋造りが特徴的。防火設備も見事である。主屋と土蔵が国の重要文化財に指定されており、見学は要予約。

出世稲荷神社

二条城近くにある神社で、豊臣秀吉が、信仰していた稲荷大神を祀ったのが始まり。秀吉の劇的な出世ぶりから、後に後陽成天皇が命名したそう。平成24年(2012)に上京区から移転。

京都鶴屋 鶴壽庵

八木家の当主が営む、八木邸前の和菓子屋。新選組グッズの販売も行っている。壬生菜を皮に混ぜた、この地域ならではの屯所餅や、新選組ゆかりの和菓子が人気。

器や彩々

京都の堀川三条~千本三条の、東西800mに連なる「京都三条会商店街」の近くにある器を扱う店。一軒の古民家をリノベーションした店内には、作家ものの器が多く集まっている。店の奥には、静かな時間を過ごせる小さな喫茶室も併設されている。

新選組 貸衣裳 誠屋

かつて新選組の屯所があった壬生寺の近くで、隊士の名前が連なる扇子500円やハッピ2500円など新選組グッズを入手できる。人気の新選組衣装レンタルは1時間2500円~、以降1時間ごとに300円を追加(3時間3100円)、仮装のまま近辺散策も可能。

舞妓 芸妓 変身処 華陽

変身の定番ともいえる舞妓・芸妓変身&町家撮影プランは、変身のみ、または変身した姿を撮影してくれるプランで7600円~。着物、髪結い、花かんざしを選んで、憧れの舞妓さんや芸妓さんの姿に。髪の長さによっては、半かつらや自髪での髪結いができる。変身した後に祇園新橋や八坂を散策する観光プランもあり、散策場所や時間によって1万3000円~。1日1組(2人まで)限定の3時間京都観光プラン1人6万7050円~は、プロカメラマン溝縁ひろし氏と撮影しながら観光する人気のプランだ。カップルプラン、ちびっこ舞妓プランもある。

八木邸

和菓子店・京都鶴屋を営む八木家は、新選組の旧壬生屯所として知られている。建物内は現在も見学でき、芹沢鴨暗殺の現場となった奥座敷に残される刀傷など、当時の様子を生で見ることができる。

壬生寺

律宗・壬生寺[りっしゅう みぶでら]は正暦2年(991)に創建された。本尊は延命地蔵菩薩(重文)であり、厄除・開運のご利益が授けられる。700年余の伝統を持つ壬生狂言は、毎年盛大に行われており、庶民大衆の寺として今日に至る。境内にある壬生塚[みぶづか]には、局長・近藤 勇の胸像や、隊士が葬られており、新選組隊士にまつわる逸話も残っている。

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