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接岨峡

井川ダムの下流に約13km続く大井川本流の峡谷。谷底を流れる大井川は幾重にも蛇行し、人を阻む地形からその名が付けられた。かつて人跡未踏の壮絶なまでに深い渓谷は原生林に覆われ、大井川鐵道井川線の車中から眺めることができる。特に、私鉄では日本一の高さ(70m)の関の沢橋梁はみどころ。長島ダム建設で新しくできた接岨湖は、奥大井湖上駅から眺められる。

寸又峡美女作りの湯 露天風呂

寸又峡温泉の温泉街奥、カジカ沢の近くにある立ち寄り湯の施設。南アルプスの麓から湧き出す温泉で、泉質は単純硫黄泉。美肌効果に優れるといわれ、湯上がりの肌はツルツルすべすべした感じがする。野趣に富んだ男女別の岩風呂があり、入浴しながら深い渓谷美が楽しめる。露天だが周囲は丸太で囲われており、女性でも安心して入浴できる。

夢のつり橋

寸又峡散策のハイライトは、大間ダムが造り出したダム湖の上流にかかる、二枚板を連結させた吊橋。水面からの高さは8m、長さは90mあり、歩く度にゆれてスリルがある。コバルトブルーに映える神秘的な川面と周囲の緑が渓谷美を造り出す。新緑、紅葉の時期はみごとだ。

飛龍橋

寸又峡プロムナードコースの途中、深い渓谷に架かるアーチ型の鉄橋で、高さは70m。ここへはかつて森林軌道のトロッコが走っていたが、今は営林署専用の林道となっている。そのため一般車は通行できないので歩くしかない。

寸又峡

大井川と寸又川の合流地点から上流約20kmにかけ、深く切り込んだ谷が続き、いくつもの滝が落ちている。新緑、紅葉時の美しさは定評があり、寸又峡へ向かうバスの車中からも鑑賞できるが、身近で見たいなら寸又峡温泉から夢のつり橋までを結ぶ遊歩道、寸又峡プロムナードを歩くとよい。温泉街から徒歩30分のところに大間ダムに渡された夢のつり橋が架かり、渡ると展望台もある。散策路は一周約1時間30分。

ふれあいショップやんばい処

千頭駅前のみやげ処。「やんばい」とは、地元の言葉で「いいあんばい」の意味。川根茶100g540円~、干しシイタケ540円~、個人宅で手作りしている田舎味噌700g540円~など特産品が揃う。土・日曜、祝日、イベント日のみ、露店にてジャンボ串焼450円、SL焼150円を販売。

南アルプスあぷとライン

1000分の90という、普通鉄道では日本一の急勾配を有する南アルプスあぷとライン(井川線)。国内唯一のアプト式機関車が、歯車を噛ませて力強く坂を上る。沿線の景観も絶景。千頭駅構内の転車台は国指定有形登録文化財に登録されている。また、奥大井湖上駅が「COOL JAPAN AWARD 2019」を受賞。

道の駅奥大井音戯の郷

音をまるごと体験できるミュージアムは、音と戯れるをテーマにした280インチ大型スクリーンのシアターや館内に響きわ渡るオリジナル・オルゴールがある。体験工房では、天然素材を生かしたオリジナルの音具を制作可。入場者には聴診器を貸してくれるので、様々な音を聴くことができる。

道の駅 フォーレなかかわね茶茗舘

大井川に沿って広がる緑豊かな川根本町。その町と茶の歴史、文化などを紹介する施設で、道の駅に指定されている。メイン施設内には、町の名産品の川根茶のおいしい淹れ方体験ができる茶室や茶業の歴史を紹介した郷土資料館があり、地元の四季を描いた藤城清治氏の影絵作品を常設展示する「なかかわねシルエットギャラリー」もある。ふれあい喫茶コーナーでは川根紅茶セットや夏期限定のかき氷「川根紅茶のグラッタケッカ」をぜひ。芝生広場や川根町の特産品が揃うおみやげ処も併設。

大井川鐵道 田野口駅

木造平屋の駅舎がノスタルジックな雰囲気を醸し出す、昭和6年に開業した大井川鐵道の無人駅。何度か補修が行われ、昭和の趣を残したまま大切に使われている。平成22年に静岡県都市景観賞最優秀賞を受賞。

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