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踊子歩道

浄蓮の滝~湯ケ野を結ぶハイキングコース。小説『伊豆の踊子』の冒頭に登場する「つづら折の道」が続き、19歳の川端康成が実際に踊子たちと出会った旧天城トンネルが今も残るなど、『伊豆の踊子』の世界が実感できる。道に沿って本谷川が流れ、ワサビ田や美しい滝なども点在。井上靖文学碑から右手に入れば、太郎杉(静岡県天然記念物)まで往復2.6kmの林間の遊歩道も整備されている。この区間のバスは、手を上げればバス停以外でも停車可。歩き疲れたときには気軽に利用したい。

ファーマーズヒル(旧かたつむり)

トレーラーハウス2棟、テントサイト8区画の小さなプライベートキャンプ場。伊豆半島の真ん中、「天城越え」で有名な浄蓮の滝にほど近く、石窯ピザ焼き体験2000円(要予約)など、ユニークな体験教室も開催中。

天城わさびの里

ワサビ収穫体験、ワサビ漬け加工体験(各1080円、要予約)ができる。目の前ですりおろした生わさびトッピングのワサビソフト300円は必食。

道の駅 天城越え

「昭和の森会館」を中核施設とし、天城の豊かな原生林を生かした自然休養林、天城グリーンガーデン(シャクナゲ・山野草)、森の情報館、伊豆近代文学博物館(川端康成・井上靖 他120名、入館300円、小人100円)など周辺に見どころが充実している。売店や山のレストランのほか「天城わさびの里」のわさびソフト、「たけのこかあさん」のしいたけコロッケも人気。

竹の子かあさんの店

道の駅天城越えにある直売所。ワサビ漬け、お菓子、工芸品など地元のお母さんたちが手作りした商品がズラリと並ぶ。売れ筋はしいたけコロッケと、冬期限定のわさびっ葉コロッケ(11~5月連休まで)各120円。

旧天城トンネル

明治38年(1905)に開通した石組みトンネル。全長445.5mの内部は夏でも涼しく、小説『伊豆の踊子』では「冷たいしずくがぽたぽた落ちていた」と書かれている。踊子が雨宿りした茶屋は、トンネルの入口付近にあったとされている。トンネル内は車での通行も可能だが、大型車は通行不可。

伊豆近代文学博物館

道の駅「天城越え」内にある施設。川端康成、井上靖など、伊豆に縁の深い日本近代文学作家120名の生原稿などの資料を展示。特に『伊豆の踊子』に関する展示が充実しており、川端康成直筆の生原稿、初版本などが並ぶ。

天城グリーンガーデン

道の駅天城越えに隣接する、広さ5万4072平方mもの自然公園。ムラサキツツジ・エビネ・ミズバショウなど、天城を代表する花々が咲き誇る。なかでもシャクナゲ園は見事。500種1万3000本が植えられ、花の見ごろとなる4月中旬~5月下旬は圧巻だ。園内にはゆるやかな坂道を登って、季節の花々を楽しみながら散策できる遊歩道が設置されている。

昭和の森会館

道の駅天城越え内にある施設。天城に生息している動植物を解説した森の情報館、『伊豆の踊子』の生原稿をはじめ、伊豆・天城にゆかりのある作家や文学者約120名の資料を展示する伊豆近代文学博物館などがある。

川端康成文学碑

旧道沿いの杉林の中にひっそりと立つ文学碑。川端康成の横顔のレリーフと、『伊豆の踊子』の有名な冒頭部分が刻まれている。

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