平沢峠

八ケ岳の最高峰の赤岳を正面に望む平沢峠。すぐ近くには獅子が横たわる姿に似ている獅子岩も。
八ケ岳の最高峰の赤岳を正面に望む平沢峠。すぐ近くには獅子が横たわる姿に似ている獅子岩も。
野辺山高原の代表的な記念撮影スポット。山間を縫うように走るJR小海線は、JRの路線のなかでも標高の一番高い1375mの地点を通過する。このポイントは、清里駅と野辺山駅の中間地点の旧国道と交差する踏切にあたり、そばには最高地点を示す木製の標柱が立ち、線路をはさんで反対側にも日本鉄道最高地点の石碑がある。周辺には、食事処、高原野菜などを販売する直売店もある。最寄りの野辺山駅は標高1345mに位置するJR最高所の駅で、記念に入場券150円を購入する観光客も多い。
標高1300m、元牧場で広大な敷地のオートキャンプ場。サイトは全面野芝のフリーサイト。区画は一切ないので広々とキャンプを楽しむことができる。
日本一標高の高い駅として人気のJR小海線の野辺山駅の程近く、雄大な八ヶ岳連峰の景観を正面に望むスキー場。車でも都心から約2時間の好アクセスで、85%以上の高晴天率と安定した人工降雪のコンディションでいつでも快適なスキーを楽しめる。標高1818mの横尾山の北西山麓に広がるゲレンデには、標高1400~1600mに全5コース、リフト3基があり、コース最長距離は1300m。キッズパークもあり、使いやすいスキーセンターと充実のキッズ施設で女性やファミリーに好評だ。
緑に囲まれた牧歌的な雰囲気の観光牧場。敷地内には多彩なレジャー施設が揃う。オートキャンプ場(駐車150台)はフリーサイト5200円。併設のライディングハウスには、ソフトクリームなど乳製品や天然のかき氷が味わえる喫茶店もある。
奥蓼科と佐久穂町を結ぶ国道299号は通称「メルヘン街道」と呼ばれ、北八ケ岳を車で横断できる唯一の道として人気の山岳ドライブコースになっている。この最高地点に位置するのが標高2127mの麦草峠だ。真っすぐに続く道の先には、西に蓼科高原、東には八千穂高原がある。すぐ近くには喫茶もできる麦草ヒュッテがある。
北八ケ岳の広大な苔と原生林の中にひっそりとたたずむ神秘的な湖。標高2100m以上の天然湖としては日本最大。周囲を取り巻く苔と原生林の世界はその規模と美しさから「日本の貴重なコケの森」に選定されている。白駒の池へは国道299号沿いの白駒の池駐車場から山道を15分ほど歩く。池の周囲には一周約40分の山道があり、キャンプ指定地やボート遊びもできる。国道299号は、冬期(11月中旬~4月中旬)車両通行止となる。
信州・北八ケ岳の標高1830mに位置するので、自然雪と人工降雪で圧倒的なコンディションを誇るロングシーズンが魅力。コンパクトな8つのゲレンデとパークやこぶなど多彩なアトラクションで一日中飽きずに滑ることができる。全てのコースが合流する迷子にならないコースレイアウトでファミリーにも安心。親子で休憩できるプレイルームが目の前に設置されたキッズランドでは、70mの動く歩道を中心にしてそり遊びゾーンとスキー練習ゾーンが楽しめる。ゲレンデに隣接した4つの個性的なペンションでの宿泊型スキーも可。ウィンタースポーツ全面滑走可能となりスキー・ボードだけでなく多彩なニーズに対応。
北八ケ岳の東麓に位置する広大な自然公園。園内を散策すれば、自然と森林浴が楽しめる。美しい白樺林が続く「白の小径」、小さな滝・渓流・湖が眺められる「青の小径」、初夏ならミズバショウ、夏は可憐な高原の草花が見られる「緑の小径」の3つの散策コースが整備。温帯林と亜寒帯林が接するため、多彩な植物が観察でき、野鳥のさえずりも心地よい。散策コースは全長1~2.5km。
現代日本画壇の重鎮、奥村土牛の素描画を収蔵した美術館。昭和22~26年(1947~1951)に土牛が佐久穂町(旧穂積村)に疎開したことが縁でできた美術館。来館者を迎える看板は直筆のもの。館内には、繊細な描線と的確な色づかいで描かれた素描画を常時45点ほど展示している。年3回、季節に合わせて展示替えを実施。建物自体もケヤキと檜をふんだんに使った大正末期から昭和初期の和風建築で、趣がある。また、建物と融合した純和風日本庭園内の散策もおすすめ。所要30分。