しもすわ今昔館 おいでや 時計工房 儀象堂

時計組立体験や世界で初めて完全復元した「幻の天文時計・水運儀象台」などの展示物を通じ、時や時計の歴史、技術を知ることができる博物館。時計組立体験はウォッチとクロックがあり、ビギナーコースから機械式時計専門コースまで幅広い組立体験ができる。ショップでは、オリジナル時計や地元グッズなどを購入できる。また、旅の疲れを癒してくれる足湯もあり、気軽に利用できる。入館料はクレジットカード利用不可。
時計組立体験や世界で初めて完全復元した「幻の天文時計・水運儀象台」などの展示物を通じ、時や時計の歴史、技術を知ることができる博物館。時計組立体験はウォッチとクロックがあり、ビギナーコースから機械式時計専門コースまで幅広い組立体験ができる。ショップでは、オリジナル時計や地元グッズなどを購入できる。また、旅の疲れを癒してくれる足湯もあり、気軽に利用できる。入館料はクレジットカード利用不可。
慈雲寺の裏手、諏訪湖を一望する高台に広がる公園。江戸時代には諏訪藩主の別邸、逍遙亭[しょうようてい]があったところで、下諏訪町内随一の景勝地として知られている。桜の名所でもあり、4月中旬~下旬には、バス停:宮の上から公園へ向かう道に桜のアーチができあがり、多くの花見客で賑わう。園内には正岡子規[まさおかしき]や松尾芭蕉[まつおばしょう]、島木赤彦[しまきあかひこ]らの句碑が約40基立ち、文学散策に格好のスポットだ。
下諏訪が中山道の宿場町として栄えていたころ、本陣として栄え、江戸時代には参勤交代の諸大名など身分の高い人を泊めるための旅館として使われていた。1861年(文久元)には皇女和宮[かずのみや]が徳川14代将軍家茂[いえもち]に嫁ぐ途中に宿泊し、その際利用した最奥座敷「玉座の間」が現在も残っている。約2650平方mの敷地には京風の武家屋敷や茶屋、土蔵などが立ち、当時を偲ばせる。また、銘石を配した築庭式石庭園は、中山道随一の名園といわれている。所要30分。
諏訪大社下社春宮の境内に生い立つ杉の木。秋宮の根入りの杉と同様、神社の御神木。
諏訪大社下社春宮の近くに鎮座する石仏。胴石に万治3年(1660)の銘がある。伝承では春宮の鳥居を造る際、この石にノミを入れたところ血が流れ出し、驚いた石工が霊の宿る石として阿弥陀如来を祭ったという。高さ2mの自然石の上に小さな頭がのった石仏で、画家の岡本太郎が「こんなにおもしろいものは見たことがない」と話したことから観光客が訪れるようになった。
諏訪大社下社春宮の拝殿。安永9年(1780)、大隅流の柴宮長左衛門によって造営。正面の欄間には見事な竜の彫刻が施されている。長左衛門と秋宮の幣拝殿を造営した立川和四郎富棟は諏訪を代表する名匠としてライバル関係にあり、お互いの彫刻を競い、批評し合ったという逸話も残っている。
諏訪大社下社秋宮の鳥居をくぐると正面にそびえる、高さ約35mの杉の大木。樹齢約800年。大社の御神木の一つで、真夜中になると枝を下げて寝入るといわれる。
祭神は建御名方神[たけみなかたのかみ]、八坂刀売神[やさかとめのかみ]。旧中仙道宿場町で賑わう秋宮に比べ、静かで落ち着いた雰囲気。春宮と秋宮の間では、毎年2月1日と8月1日に遷座祭が行われる。
下諏訪宿の近く、旧中山道と甲州街道の分岐点にあり、交通の便のよさから長野県内外を問わず参拝者が多い。幣拝殿・左右片拝殿・神楽殿は重要文化財に指定。本殿はなく、宝殿の奥にある一位[イチイ]の木が御神木。御祭神は上社同様、建御名方神[たけみなかたのかみ]とその妃神の八坂刀売神[やさかとめのかみ]。青銅製の大きな狛犬が境内に立ち、大きなしめ縄の神楽殿は圧巻である。
諏訪を支配する諏訪頼重を攻め落とし、頼重の娘を側室として迎えた武田信玄。諏訪には信玄ゆかりのスポットが点在。信玄が中興した慈雲寺もその一つ。700年を悠に超える歴史をもつ臨済宗妙心寺派の名刹で、今も武田菱が寺紋のように使われている。参道の美しい杉並木や、前庭に立つ樹齢450年以上という天桂の松、白砂が美しい石庭など境内のみどころも多い。