羽二重餅の古里

承応2年(1653)、松岡藩主の松平昌勝が祖母を弔うため建立、のち昌勝の菩提寺に。境内には本堂や枯木堂(禅堂)などがある。松尾芭蕉ゆかりの寺としても知られ、『奥の細道』道中で宿泊したことにちなんだ芭蕉塚と筆塚が立つ。

炭火で焼く御利益だんご300円が名物。秘伝のタレをかけ、焼き上がりに串の先を切って「苦と死を切ることから」その名がある。

創業明治21年(1887)。大本山永平寺御用達ごまどうふを製造する團助は、「出来立ての『生ごまどうふ』を是非食べれるようにして欲しい」という利用者の要望から、イートインコーナーを設けた直売店の新店舗を開店した。良質のごまと独自の葛を丹念に練って作り上げた本格派の香ばしい風味となめらかな舌ざわりが特徴。生ごまどうふ膳のほか、ちょっと一息つけるようにコーヒーメニューなども用意。建物の三面をガラス貼りにし、四季折々の風景を満喫できる。