お伊勢まいりや門前町さんぽを満喫。お伊勢参りをする場合は1泊2日の日程でゆっくりと参拝したい。

お伊勢まいりは外宮から内宮の順で参拝するのが習わしとされている。衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神とされる豊受大御神を祀る正宮におまいりした後は、神域内の別宮をまわろう。

（写真1枚目）4重の垣根に囲まれた正宮。鳥居の内側は写真撮影禁止
（写真2枚目）参拝は二拝二拍手一拝

外宮正殿の原寸大模型を展示。このほか周辺にある神宮ゆかりのミュージアムも立ち寄ってみよう。

この地を守り続ける守護神を祀る別宮。ほかにも多賀宮と風宮と、神域内には3つの別宮がある。

外宮からJR伊勢市駅まで約500m続く外宮参道には、レストランやカフェ、おみやげなど注目スポットがいっぱい。手荷物の預り(有料)をしている店舗もあるので、うまく活用しよう。

伊勢エビコース22,000円〜(写真、要予約)など、特別な日に利用したい老舗フレンチレストラン。
住所：伊勢市本町20-24

皇室のご祖先であり日本人の総氏神様を祀る聖地。天照大御神が鎮座する正宮のほか2つの別宮と10の所管社が点在。宮域のほとんどが深い森となっており、神聖な空気に包まれている。宮域内では外宮は左側、内宮は右側を歩こう。

内宮の玄関口に建つ大鳥居の前で一礼して内宮へ。宇治橋は、日常と聖地を繋ぐ橋といわれている。

内宮の門前町「おはらい町」と、その中心に広がる「おかげ横丁」には、多彩な店舗がずらり。伊勢うどんやてこね寿司といった定番グルメはもちろん、銘菓やかわいい雑貨などが充実している。

伊勢うどん560円は、伊勢に来たら絶対に外せない必食グルメの一つ。
住所：伊勢市宇治中之切町52

2階のイートインスペースで、糀ぷりん味のまねき猫ソフトクリーム480円などを味わおう。
住所：伊勢市宇治今在家町36

1日目の締めくくりは、「おはらい町」を抜けるとある猿田彦神社で祈願。ご神徳のみちひらきを表す方位石や、佐瑠女神社など見どころもたくさん。周辺のパワスポ巡りもおすすめ。

（写真）さだひこ造りという特殊な建築の本殿

伊勢市街地から約8km先にある二見浦で、縁結びで有名な夫婦岩や二見興玉神社で参拝。伊勢夫婦岩めおと横丁や伊勢シーパラダイスなど周辺の立ち寄りスポットも充実している。
住所：二見町茶屋

JR・近鉄鳥羽駅から徒歩圏内に、魅力的なスポットが点在、かわいいおみやげも忘れずにチェックしよう♪

御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した場所で、真珠博物館や真珠を販売するパールプラザなどがある。また、「珠の宮」という社や、ハートの石など島内のパワースポット巡りも人気。

（写真1枚目）真珠博物館では、真珠養殖と関するSDGsも学べる
（写真2枚目）昔ながらの白い磯着を身に着けた海女。海女の実演は1日に数回実施
（写真3枚目）真珠博物館2階に展示されているアンティークジュエリーや美術工芸品に魅了される

新鮮な魚介類がたっぷりの海鮮グルメは絶対に味わいたい。ボリューム満点の海鮮丼のほかにも、JR・近鉄鳥羽駅周辺やパールロードには、伊勢エビや浦村かきが味わえる食事処が点在している。

器からはみ出すほど地魚がてんこ盛りのスペシャル海鮮丼2500円は、大満足の一品。駅構内という好アクセスな立地も魅力的。
住所：鳥羽市鳥羽1丁目8-13

日本で唯一飼育しているジュゴンをはじめ、ラッコやペンギンなど飼育種類は日本一を誇る。館内はテーマごとに12のゾーンで分かれており、順路なく自由に見て回ることができる。

（写真1枚目）エントランスホールの大水槽では、迫力の水中世界を楽しむことができる
（写真2枚目）足元に化石のレプリカが展示されている「古代の海は、神秘的な空間が魅力
（写真3枚目）世界初となる水上透明チューブのある「海獣の王国」は水面を歩いているような感覚に
（写真4枚目）ラッコ　言わずと知れたとばすいの人気者。1日3回開催されるお食事タイムは必見
（写真5枚目）ナンヨウハギ　鮮やかな色が特徴の熱帯魚。尾柄部には鋭いトゲがある
（写真6枚目）カクレクマノミ　イソギンチャクの触手の間に隠れて身を守るオレンジと白の熱帯魚
（写真7枚目）ペンギン散歩　ペンギンたちがよちよち歩きで行進するキュートなパフォーマンスも必見
（写真8枚目）アシカショー　輪くぐりや大ジャンプなど多芸多才。巧みなショーに釘付け！

JR・近鉄鳥羽駅周辺には、みやげ店やお食事処などが充実。駅直結の鳥羽1番街は、みやげ店や飲食店などが集まるほか、鳥羽湾が一望できる展望室もあり、ゆっくりと休憩するのもおすすめ。

（写真1・2枚目）にゃんこ行進曲 702円　コップにかけられるネコ型クッキー。パッケージは地元のイラストレーターがデザイン
（写真3・4枚目）伊勢おいないさんど 972円　塩バタークッキーの中にあずきクリームをサンド。おいないとは伊勢弁でようこその意味
（写真5枚目）ねがい姫 462円　まるで真珠のようなフォルムの塩味の飴。鳥羽の石神さんにゆかりのあるデザインにも注目

鳥羽駅から車で約17km、海女さんの町として知られる相差地区にある神社。「女性の願いを一つ叶えてくれる」といわれており、ドーマン・セーマンが描かれたお守りも人気。

住所：鳥羽市相差町1385

（写真1枚目）石神さんの祭神は鳥羽の三女神の一神・玉依姫命
（写真2枚目）神明神社の本殿におまいりの後、石神さんに祈願しよう