归档： Travel Post

だんじり祭のテーマ館。祭りの迫力を再現する大型マルチビジョンや、町家の間を駆け抜ける3D映像が楽しめるほか、現存する岸和田最古のだんじりを展示する。だんじりのレプリカに乗り、鳴り物や大工方の体験もできるコーナーがある。

ブナ林が広がる和泉葛城山から里山や社寺林、ため池などがある丘陵地、平地へと下り、かつて「茅渟の海」とも呼ばれた大阪湾に至るまで、岸和田市域には変化に富んだ自然環境が存在。その大地の下には中生代や新生代の地層が広がっており、これまで多くの動植物化石が見つかっている。常設展示では、こうした身近な地域の自然を標本やジオラマ、模型などで紹介しているほか、開館のきっかけとなった100点を超える世界の野生動物の剥製を展示。普及活動にも力を入れており、野外観察会や実習会など年間100回程度の行事を開催している。

岸和田市中央部の丘陸にある自然いっぱいの公園。白鳥が泳ぐ大池、四季折々の花が咲く花木園、バラ園やあじさい園、広大な大芝生広場、展望台、巨大なアスレチック遊具など、ファミリーのレジャーで賑わう。硬式、軟式が楽しめる人工芝のテニスコートも16面(センターコート2面含む)揃っている。

建武元年(1334)、当時の代表的武将であった楠木正成が、一族の和田高家に、岸と呼ばれていたこの地に築城させたのが始まり。和泉地方の岸の和田氏が転じて「岸和田」の地名となったという。その後、天正13年(1585)に小出秀政が入城し天守閣を築造。徳川政権下では寛永17年(1640)に岡部家が入封、13代にわたり支配したが、文政10年(1827)に五層の天守閣が落雷で焼失。昭和29年(1954)、鉄筋コンクリート造りの三層の天守閣が、昭和44年(1969)に城壁と櫓が再建された。

大和薬師寺に入山し、法相宗を学んだ行基が畿内に建造した49院のひとつ。聖武天皇の勅願寺で学問の寺として信仰を集める。平安絵画として名高い星曼荼羅図[ほしまんだらず]をはじめ、国の重要文化財指定の宝物も数多く所蔵している。寺の裏手にある、古墳時代中期に築かれたという久米田古墳もみどころ。

「岸城さん」の通称で親しまれる神社。だんじり祭では15台がこの神社に宮入りする。岸和田城の鎮守社で、岸和田城が千亀利城と呼ばれていたことから、縁結びの神様としても名高い。

和歌山県との県境に近い牛滝山の山間にあり、役行者が開創したとされる天台宗の古刹。国の重要文化財に指定されている朱色の多宝塔周辺が紅葉のみどころとして有名で、紅葉と寺の調和が素晴らしい。令和2年(2020)には「10番経塚」が日本遺産に認定された。毎年11月には「牛滝山もみじまつり」も行われている。

年数回すごしやすい季節の第5日曜に開かれる忠岡みなとマーケット。海のすぐそばにある忠岡漁業協同組合の広場で行われ、町内外からたくさんの人々が訪れる。

中世の水墨画や墨蹟を中心に、茶道具、仏教美術作品、考古資料などを幅広く所蔵している。国宝3件、重要文化財13件を含む所蔵品は約1300点にのぼる。毎年、春季展と秋季展を開催し、開館中の土・日曜、祝日には登録有形文化財に指定されている正木記念邸の一部を見学できる。

高石市とボーネルンドが協働で手がけた施設。商業施設「アプラたかいし」内に併設され、SQUARE、TERRACE、PLAYLAB.の3つのエリアからなる。無料で利用できるSQUARE、TERRACEでは絵本やあそび道具で遊んだり、休憩もできる。有料のPLAYLAB.ではブロックやおままごとなどで遊べる。