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明治12年(1879)創立と150年近い歴史を誇る和菓子店で、ういろうの生産数や販売数は日本一。平成元年からのロングセラー和菓子「カエルまんじゅう」をさらに進化させた斬新スイーツを販売している。

寛永2年(1625)初代からし屋徳右衛門が、江戸両国薬研堀において漢方薬からヒントを得て、七味唐辛子を売り出した。現在も浅草の店舗では、客の好みで調合販売を続けている。

三河の国から江戸に出てきた定吉が、自宅前で店を開いたのが始まり。三河の定吉からとって、三定となった。新鮮な魚介類をごま油で揚げる江戸前天ぷらの手法は今も変わらない。タネと衣のハーモニーを楽しもう。

開店40年目を向かえた下町浅草の老舗ベーカリー。自家製「あんこ」で作られた「あんぱん」が20種類以上、その他惣菜系のパンを含めると常時70種類のパンが並ぶ。季節に合った新商品をどんどん企画・販売する。浅草に行ったら是非寄ってみよう。

芸術的な染め絵手ぬぐいが、店内を埋め尽くす。木綿の布に染め抜かれた絵柄は、すべてこの店のオリジナル。店内には常時200種類ほどの手ぬぐい970円～が取り揃えられる。歌舞伎にまつわる古典的な柄から、ほのぼのとした招き猫の絵柄まで観賞用としても人気だ。

細い路地に店を構える手ぬぐい専門店。伝統の染め方に現代風のデザインを加えた商品が多数そろう。使えば使うほど愛着がわきそう。

路地裏に構える和雑貨店。手拭いからお箸、オイルランプ、とんぼ玉まで、すべて職人や作家が手造りしたアイテムが多数揃う。なかでも人気なのが「げた物語」。履き心地を追求し、和とカジュアルをミックスさせた下駄で、鼻緒の中にクッションが入っており、鼻緒自体も客の足の形に合わせて微調整ができる優れもの。モダンでかわいくて、ミュールやサンダル代わりになり、ジーンズやパンツに合わせるのもいい。

たこ、ひな人形、手ひねり人形などの江戸趣味小玩具を扱う。精巧で緻密な小玩具が作られるようになったのは、八代将軍吉宗が発した「ぜいたく禁止令」がきっかけ。張り子の出世犬2800円～など、商品の由来を聞いてみるのも楽しい。

坂東玉三郎をはじめ、歌舞伎役者や舞踏家にご贔屓の多い扇専門店。舞台用の扇「舞扇」を中心に、普段使いの持ち扇子やうちわが揃う。店頭に並ぶ色鮮やかな扇子はインテリアにもぴったり。

明治43年(1910)創業。浅草に2店舗を構える祭用品専門店。袢天・鯉口シャツ等、祭に欠かせないアイテムや浅草土産も豊富にラインナップ。地下足袋は「忍者シューズ」の呼び名で外国人観光客にも大人気。手拭いで作ったテディベア「てぬぐま」や「がま口バッグ」も好評。祭衣装の品揃えとオリジナル制作なら、浅草寺弁天堂前の本店がおすすめ。毎週土曜日には、本店店頭にて当日お渡し可能な手書き札の実演販売を開催。また、三社祭の神輿を忠実に再現した宮本重義謹製「浅草神社本社神輿縮小版お仮屋」も常設展示。365日、祭り気分が味わえる。