彙整: Travel Post

伊能忠敬記念館

小野川をはさんで伊能忠敬旧宅の対岸に立つモダンな蔵造風の施設。忠敬が作成した伊能図をはじめ、測量器具や記録、書状など、国宝に指定された伊能忠敬関係資料などを展示している。所要30分。

三菱館(佐原町並み交流館)

ドームが印象的なこのレンガ造りの洋風建築は大正3年(1914)に、川崎銀行佐原支店として建てられた。となりの「佐原町並み交流館」にて観光案内、休憩所、展示などおこなっている(入館無料)。現在は建設当時の姿に戻すべく修理中、完成予定は令和4年(2022)3月。

千葉県立中央博物館 大利根分館

千葉県立中央博物館の分館。水郷の町佐原にあり、利根川の自然と歴史を紹介している。展示室では水郷の歴史や農業、利根川に棲む魚類まで多岐にわたって展示。体験イベントも数多く開催している。

水郷佐原山車会館

佐原の大祭(国指定重要無形民俗文化財、ユネスコ無形文化遺産)は、約300年の歴史がある関東有数の山車祭り。館内では、毎年7月10日以降の金~日曜と10月第2土曜を中日とする金・土・日曜に行われる祭りの様子を、3面パノラマによるビデオで放映。大祭に繰り出す山車24台のうち、7・10月の祭礼毎に交替で2台を展示している。高さ7mの山車は迫力満点。祭礼に関する資料もある。所要30分。

水鄉佐原綾公園

昭和44年(1969)開園したハナショウブと花ハス、アヤメを中心とする水郷地帯の植物園。伊勢系、肥後系、江戸系など400品種150万本のハナショウブが展示・栽培され、その数は東洋屈指。5月の藤や、7~8月にかけては300種にものぼる優雅な花ハスも鑑賞できる。4月下旬~10月は園内をサッパ舟でのんびり巡ることができ、5月には観藤会、5月下旬~6月には「あやめ祭り」、7月中旬~8月中旬には「はす祭り」を開催。あやめ祭り期間中には、嫁入り舟や伝統芸能のデモンストレーションなどが行われ、賑わいもひときわだ。

正文堂

明治13年(1880)の建築で切妻造りの木造2階建て土蔵造。昇り龍、降り龍を配した看板があり、正文堂の文字は巌谷修の書(明治29年(1896))。大黒柱には欅材を用い、2階の窓は開き戸、横引きの土戸、板戸と三重に防火設備を伏した土蔵。江戸の町家に用いられた黒塗りの土蔵作りの店舗の形式を伝えている。土蔵造りの書店は全国でも珍しい。千葉県の有形文化財に指定され、現在では和菓子店となっている。

旧油惣商店

寛政6年(1794)創業の旧油惣商店は江戸中期安永9年(1780)、本地において酒造業を始め、その後寛政年間より佐原で初めて奈良漬を始めている。店舗は、明治33年(1900)築で、木造寄棟妻入の佐原では珍しい総2階の建築。寛政10年(1798)築で佐原としては最古の土蔵。

伊能忠敬旧宅

実測日本地図を初めて完成させた伊能忠敬が、30年余りを過ごした商家。国の史跡に指定されている。

観福寺

川崎大師(神奈川県)、西新井大師(東京都)と並び、関東の厄除三大師として知られ、今も多くの人々の信仰を集める名刹。この寺を中心として周辺一円の寺院を巡拝する札打ちは250年の伝統がある。また、寺宝には国指定重要文化財の釈迦如来、薬師如来、十一面観音、地蔵菩薩の4体の銅造りの懸仏(かけぶつ)のほか、曼荼羅や中世の古文書など貴重な文化財が多い。伊能忠敬と伊能家一族の菩提寺でもある。

飯田本家

明治10年(1877)創業の酒蔵。黒部川沿いにあり、木造の建物に藍暖簾のなつかしいただずまいを見せている。地元産の酒米(雄山錦)を使った、コクがあり飲みごたえのある酒質を目指していて、酒蔵を代表する銘柄「大姫」や2代目当主の名をとった「惣兵衛」が人気。清酒の他「ゆず酒」「かぼす酒」などのリキュールも販売している。平成26年(2014)にワインの製造をはじめる。令和2年(2020)より焼酎とブランデーの製造もはじめる。

聯系人: Business & Personal Inquiries

By proceeding, you agree to our Terms of Use And confirm you have read our Privacy Policy .

Notes

・We are available for inquiries 24 hours a day.Responses will be provided between 9:00 and 18:00 (excluding weekends,public holidays,and year-end/New Year holidays)。
Depending on the nature of your inquiry,it may take some time for us to respond。