古美術 大正館 築70年の住宅を使った、生活ガラスと骨董、絵画を扱う古美術店。主人が大好きだという大正~昭和30~40年代のガラスの器は、グラスで300~7000円程度と普段使いに程よい値ごろ。骨董品市や買取等のため営業していない場合があるので、一度店舗へ連絡を入れてから訪ねるのがおすすめ。
お茶の鈴木園 明治5年(1872)から続く日本茶店。抹茶をブレンドした、口当たりのよいソフトクリーム250円が味わえる(冬期は土・日曜、祝日のみ)。店内には椅子もあり、座って食べることもでき、ソフトクリームを食べながら店独自のブレンド茶を試飲できる。低価格でも充分おいしい鈴木園100g540円。茶器・花器も多数取り揃えている。
お茶の丸太園 茨城県のエコファーマー認定の農園で、栗は有機肥料と緑肥栽培で育てた無農薬。明治元年(1868)築の堂々たる母屋の土間では、自家栽培の深蒸し茶100g648円~、手作り花梨ジャム550円~、農園でとれた栗の花の蜂蜜300g1600円など、ご当地の土産が買えて試食もできる。グリーン・ツーリズムインストラクターのもと、お茶淹れ、草玩具つくり、煎餅焼き、リップクリーム、古河の花を使ったハーバリウム作りなどの体験もできる。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。