観光帆引き船 純白の帆引き船は、霞ヶ浦の夏のシンボル。明治13年(1880)、市内の二ノ宮で生まれた折本良平が考案したといわれる漁船で、風を最大限利用して1人でも操業できるのが特徴だ。明治から昭和にかけて大いに活躍したが、昭和40年代のトロール船の出現で姿を消した。現在は、「霞ヶ浦の帆引き網漁の技術」が国選択無形民俗文化財に選定。かすみがうら市では観光用として、毎年7月下旬~11月下旬の日曜に操業しており、随伴船に乗って見学する、帆を広げた帆引き船の姿は実に美しい。行方市、土浦市でも操業。詳しくは要問合せ。
涸沼ヨットハーバー 恵まれた自然環境と共存している会員制のマリーナ。涸沼は水戸市の南に位置する関東唯一の汽水湖でラムサール条約に登録され、シジミの漁場やヒヌマイトトンボなど希少動植物の生息場所にもなっている。穏やかな湖面はヨット・クルージングに適しており、ハゼやシーバスが釣れることでも知られている。また海では、一年を通して四季折々のフィッシングが楽しめる。
とっぷ・さんて大洋 鹿島灘の海岸沿い、南国的風土に恵まれた鉾田市の一角に開設された健康増進を目的とした温泉施設。建物は円形の回廊を配した凝った造りで、海が見える開放的な露天風呂とガラス張りの休憩コーナーがあり、リゾート気分が満喫できる。大浴場には2つの浴槽を備え、泉質は黄褐色のナトリウム-塩化物強塩温泉。ほかに25m×4コースの水着着用の温水プールやトレーニングルームなどもあり、リフレッシュ効果満点の施設だ。