大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
ぴん太郎直売店 国道128号沿いにある特上ひものを扱うぴん太郎直売店。旨みを逃がさないよう一枚ずつ真空パックしている。なかでも特別の秘伝のたれに漬け込んだあじ秘伝干やほっけ秘伝干などの秘伝シリーズの人気が高い。ほかに、『レンジで簡単調理シリーズ』が大好評。商品は寒ぶり煮太郎・きんめ煮太郎・さば味噌煮・銀鮭焼太郎・さば焼太郎など、忙しい主婦に支持されている。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。
城山公園 房総の戦国大名・里見氏の居城跡を整備した公園。見晴らしのよい丘陵地に、館山城や館山市立博物館、日本庭園などが点在。花の公園としても親しまれ、1月上旬~3月中旬に咲く約200本の梅をはじめ、春には1200本の椿や約500本の桜、4月には6400本のツツジと季節の花々が楽しめる。