ホテルカアナパリ 中里海岸近くに立つホテルカアナパリで日帰り入浴が可能だ。ヤシの木が配されたトロピカルムード満点の露天風呂、白子の町並みが眼下に広がる展望風呂と2つの趣向の変わった風呂がある。泉質はナトリウム-塩化物強塩泉で体がよく温まる。
古所海岸(古所海水浴場) 九十九里浜エリアの白子町に位置する古所海岸。九十九里有料道路白子ICすぐに広がる海岸で、南白亀川の河口南側に広がる遠浅の砂浜は、夏期にはすぐ隣の中里海水浴場とともに古所海水浴場として多くの海水浴客で賑わう。波はやや高めで、サーフィンなどのマリンスポーツにも最適。すぐそばには千葉県立九十九里自然公園の一つ、白子自然公園もあり、九十九里エリアの地引網発祥の地としても知られる浜では、海水浴シーズンに無料の観光地引網も催行されので、事前に確認を。
中里海岸(中里海水浴場) 九十九里浜に位置する中里海岸。九十九里有料道路白子ICそばに広がる海岸で、夏の訪れを前に淡いピンク色のハマヒルガオの花が咲き、絨毯を敷き詰めたかのように一面を覆いつくす。爽やかな潮風を受けて揺れるハマヒルガオは中里海岸の風物詩だ。夏期には中里海水浴場が開設され、遠浅の砂浜は多くの海水浴客で賑わう。九十九里エリアの地引網発祥の地としても知られる浜では、海水浴シーズンに観光地引網を開催。やや高めの波はサーフィンなどのマリンスポーツにも最適で、周辺には白子温泉の立ち寄り温泉施設も多い。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。