(有) おくやま 創業大正9年(1920)の古くから親しまれている老舗。一般食料品、酒類、日用雑貨、オリジナル雑貨、みやげ品など幅広く取り揃えている。みやげは、くさや、あしたば製品、島のりなどの食品もある。弁当は島のり弁当、づけ丼が人気。予約注文もできる。
フレッシュライフSHINYA 野菜や菓子類、化粧品など生活必需品のほとんどが手に入るコンビニエンスストア。みやげ物コーナーもあり、アシタバを使ったお菓子や島の特産品を販売。島に詳しいスタッフに尋ねれば、島の見どころも丁寧に教えてくれる。野伏港から泊港海岸へと向かう通りの角に立つ。港から一番近いレンタサイクルもある。
井上みやげ店 みやげ物専門店としては、式根島で一番大きな規模。店内にはキーホルダーなどの雑貨をはじめ、花火や食品など数え切れないほどの商品がところ狭しと並んでいる。なかでも、主人手作りのあしたば佃煮540円は人気の品。店頭で干して売っている塩干サンマ90円~は、おやつ代わりに食べてもいい。地のり・島のり、主人デザインの式根島ロゴ入Tシャツなどユニークな品も販売。ウツボの干物、酒類、海水浴用品なども販売している。
ラム酒工場 小笠原に新しい産物を作ろうと考案されたのがラム酒。島に初めて定住したナサニエル・セーボレーがアメリカの船員相手にラムの取引を行っていたことにちなむ商品だ。島産のサトウキビを原料にしたピュアなラム酒は720ミリリットル2200円。これにパッションフルーツの風味を加えたパッションリキュールは2200円。300ミリリットルの小瓶もある。ラム酒・パッションリキュールともに1100円。
ダイブリゾート母島 東京都最南端、小笠原諸島母島唯一のダイビングショップ。体験ダイビングからベテランダイバーまで未知なる景色を堪能できる。ホエールウォッチング(12~3月)やドルフィンスイムなどのクルーズメニューも充実し、レンタバイクの用意もあり。令和2年(2020)4月には隣設カフェレストラン「ブルーリボン」もオープン。
北港 第2次世界大戦前は、東京からの定期船も入港した「北村」の跡。当時は現在の中心地・沖村の他に、この北村があったという。捕鯨基地だった東港にも近かったことから400人を超す人々が住み、役場や駐在所、海産物の加工場などが軒を連ねていた。今は明治20年(1887)創設の北村小学校跡と、石造りの突堤が往時の面影をわずかに伝えるのみ。桟橋の近くは釣りやスノーケリングのポイントで、ここから西に続く遊歩道を行けば、ポトスの大ジャングルを経て大沢海岸に出られる。北港の桟橋跡~大沢海岸は片道徒歩約40分。