須崎市営巡航船 浦ノ内湾の隠れた楽しみ方が湾内を巡る巡航船。便によって寄港地は違うが、埋立から松ケ崎、福良、横浪、坂内などに寄港。主に子どもたちの通学に使われ、一般客も利用できる。変化に富んだリアス式の海岸を眺めながらの船旅は最高。
鳴無神社 浦ノ内湾の奥深く、海に面して立ち、社伝では奈良時代の創建ともいわれている古社。現在の社殿は寛文3年(1663)の再建で、切妻造、柿葺[こけらぶき]の本殿と幣殿[へいでん]、拝殿[はいでん]の3棟からなり、いずれも国の重要文化財に指定されている。各所に施された極彩色の彫刻も見事。鳥居が海べりに立つ構えから、土佐の宮島の名もある。朱塗りの大鳥居も美しい。
轟の滝 物部川の支流・日比原川上流にある、落差82mの三段滝。最上段の滝壺は直径約15mの甌穴で、周辺は春の桜や夏の深緑、秋の紅葉と美しい景勝地として知られている。県天然記念物・名勝。「日本の滝百選」「四国八十八景」にも選定。玉織姫にまつわる、平家伝説の悲話も伝わる。