伊都安蔵里 昭和初期に建てられた醤油蔵を改装した重厚な店舗は、糸島の自然に囲まれ季節の移ろいを感じることができ非日常のくつろぎの空間が広がっている。全国のこだわった食品や調味料、地酒、ワインをセレクトして販売しているほか、併設するカフェ「cafe lily」では本格エスプレッソメニューや季節のケーキ・パフェなども楽しめる。糸島へ観光・ドライブ・デートに行くなら一度は行きたい店だ。
ろうそく工房クレアーレ 以前は市内にあった工房が糸島へ移転。デザイン、アイデアともにユニークなろうそくたちが、ギャラリーを優しく灯している。光と影が織り成すろうそくアートが家でも気軽に楽しめそう。ろうそくは1000円~。個性的なろうそくが日常を彩り豊かにしてくれるはずだ。
寺町 江戸時代に久留米城防御のため寺院が集められた町。17の寺院が建ち並び、今でも江戸時代の面影が残っている。それぞれの趣ある寺には、久留米で活躍した多くの先人の墓碑がある。最もよく知られた人物は、勤王の志士高山彦九郎・久留米餅の始祖の井上伝・久留米つつじの始祖坂本元蔵・洋画家古賀春江などがいる。
水天宮 全国にある水天宮の総本宮。安徳天皇の生母・高倉平中宮[たかくらたいらのちゅうぐう]に仕えた按察使局[あぜちのつぼね]伊勢が、壇ノ浦の合戦で滅亡した平家の霊を弔うために祀ったのが始まり。安産、子授け、水難除け、子どもの守護神として知られる。
福聚寺 足立森林公園の一角にある黄檗宗[おうばくしゅう]の寺。藩主・小笠原忠真[おがさわらただざね]が寛文5年(1665)に建立した。その後、幕末の長州騎兵隊の兵火や火災などで消失した。本堂は享保2年(1717)に再建。開山堂などは明治以降に建てられた。本堂裏に庭園があり、足立山を借景に自然石を配した雪舟庭は必見。裏山方面の境内は一部見学不可のところがあるので注意しよう。