里の駅広川くだもの村 農園で採れた新鮮な果物を中心に地元の農産物や惣菜、手作りパンなど豊富に揃う。隣接するイチゴ園では、あまおうはじめ数種類のイチゴ狩りが楽しめる。手作りのフルーツジェラートもおすすめだ。
広川SA【上り】 九州自動車道の八女ICから約5分とすぐそば。有名な八女茶の茶畑が周辺に広がる、情緒豊かなエリアにあるサービスエリア。お茶を使ったグルメやおみやげをチェックしよう。レストラン「昭和食堂館」では、昭和30~40年代のレトロカーを店内に展示。ナポリタン・ビーフシチューなど、昔懐かしいメニューを満喫できる。八女茶を使った「茶そば」など地域の食材を使ったメニューも並ぶ。フードコートで味わえる久留米名物の「久留米ラーメン」もおすすめ。
寺町 江戸時代に久留米城防御のため寺院が集められた町。17の寺院が建ち並び、今でも江戸時代の面影が残っている。それぞれの趣ある寺には、久留米で活躍した多くの先人の墓碑がある。最もよく知られた人物は、勤王の志士高山彦九郎・久留米餅の始祖の井上伝・久留米つつじの始祖坂本元蔵・洋画家古賀春江などがいる。
水天宮 全国にある水天宮の総本宮。安徳天皇の生母・高倉平中宮[たかくらたいらのちゅうぐう]に仕えた按察使局[あぜちのつぼね]伊勢が、壇ノ浦の合戦で滅亡した平家の霊を弔うために祀ったのが始まり。安産、子授け、水難除け、子どもの守護神として知られる。
福聚寺 足立森林公園の一角にある黄檗宗[おうばくしゅう]の寺。藩主・小笠原忠真[おがさわらただざね]が寛文5年(1665)に建立した。その後、幕末の長州騎兵隊の兵火や火災などで消失した。本堂は享保2年(1717)に再建。開山堂などは明治以降に建てられた。本堂裏に庭園があり、足立山を借景に自然石を配した雪舟庭は必見。裏山方面の境内は一部見学不可のところがあるので注意しよう。