観音寺 「歴史の道」として整備された石畳の道を抜けると、観音寺へと続く石段の参道が見えてくる。石段右には、訪れる者を見下ろすかのように16体の石仏が鎮座。十六羅漢とよばれ、それぞれ違った表情は迫力満点だ。境内に立つ願成院本堂(愛染堂)は国の重要文化財に指定され、春と秋の2回開帳される。
ラムネ温泉館 のどかな山間の温泉郷でひときわ目を引く建物は、建築家・藤森照信氏が設計した。焼き杉と漆喰のストライプを施した外壁は、夜になるとほんのりライトアップされ、周辺を幻想的な雰囲気に包み込む。一度見たら忘れられない佇まいは、いまや長湯温泉のシンボルとして愛されている。浴槽は露天のラムネ温泉のほか、高温の内湯に家族風呂とバラエティ豊か。家族風呂にも泉温32度のラムネ温泉があり、シュワシュワの湯を楽しめる。炭酸による毛根の広がりを保つため、石けんやシャンプーは使わないのがおすすめ。